こんにちは、なべです。
とうとうコードレス掃除機を導入しました!
コードレス掃除機は一番有名なダイソンをはじめ、東芝・日立・パナソニック・アイリスオーヤマ、そしてシャークと様々なメーカーから発売されています。
種類がかなり多いので、どれを選んだら良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
コードレス掃除機と言えばダイソン!と思っていざ家電量販店に行くと必ず思うのが
「高い!」
コードレス掃除機が欲しいけどダイソンは高いしな〜、といろいろ悩んだ挙げ句、最終的にシャークのコードレススティッククリーナー「EVOPOWER SYSTEM(エボパワーシステム) iQ+」を購入しました。
なぜ、シャークの「EVOPOWER SYSTEM(エボパワーシステム) iQ+」を選んだのか?
この記事では機種の概要と使用レビュー、選んだ理由等についてお伝えしていきます。
コードレス掃除機選びの一助になれば幸いです。
この記事はこんな方におすすめ!
・コードレス掃除機選びに悩んでいる方
・シャークのEVOPOWER SYSTEM iQ+について知りたい方
1.Shark(シャーク)とは
シャークは家庭用コードレス掃除機やスチームモップ等を製造しているアメリカのボストンに本社を置くメーカーです。なんと本国アメリカでの掃除機の販売台数はダイソンを抜いてシェアNo.1を獲得しているそうです。
そのシャークの日本法人「シャークニンジャ株式会社」の社長の名前はゴードン・トム、元々ダイソンの日本法人初代社長を務めていた方です。
シャークは日本市場をとても重視しており、日本人のニーズを徹底的に追求しそれに応えた製品を開発し続けているとのことです。
そんな情熱から生み出された「EVOPOWER SYSTEM iQ+」、良くないわけがありませんね。
2.EVOPOWER SYSTEM iQ+の特徴
2−1.自動ゴミ収集ドック
シャーク EVOPOWER SYSTEM iQ+の最大の特徴が「自動ゴミ収集ドッグ」。
クリーナー本体をドックにセットすると、本体に溜まったゴミと充電を同時に行ってくれる優れもの。
自動でゴミを収集してくれるドックが付属するコードレス掃除機はまだ数機種しか有りませんので、ここは大きなアドバンテージ。
溜まったゴミはドックのダストボックスに集められるのですが、約30日分のゴミを溜めておける程の容量があります。しかも、紙パックが必要ないのでとても経済的。
排気フィルターには「HEPAフィルター」を採用しています。「HEPAフィルター」とは空気清浄機等に使われる高機能なフィルターで、「大きさが0.3μm以上の粒子を99.97%以上捕集する」と定義されています。なので、ドックで集めたゴミから出る粒子を部屋の空気中に極力出さないような配慮がなされています。
2−2.新開発の「iQテクノロジー」
クリーナーには「iQセンサー」という目に見えないようなホコリやゴミを検知するセンサーが搭載されていて、部屋のゴミの量に応じてヘッドの回転や吸引力を自動制御します。これにより、いちいち手動で強弱を切り替えなくても効率的に掃除をすることが可能になります。また、掃除中の無駄なパワーを抑えるので、満充電で約25分連続使用が可能(バッテリー1個につき)になります。
2−3.強力な吸引力
シャークのシリーズ史上最強の吸引力をほこっており、「ハンディ部分が1kg未満の製品の中で」最強クラスだそうです。
吸引力が売りのダイソンと肩を並べるほどの吸引力が期待できますね。
3. EVOPOWER SYSTEM iQ+を開封してセッティング
実際に購入してきた「EVOPOWER SYSTEM iQ+」を開封してセッティングしました。
3−1.パッケージ
Apple製品のような非常にクールな箱に入っています。とにかく重くて家に持って入るのがかなり大変でした。。。
3−2.開封
箱を開けて中身を出した状態がこちら。本体や自動ゴミ収集ドック以外にも付属アクセサリーがかなり充実しています。
3−3.セッティング
本体と自動ゴミ収集ドックを組み立ててセットした状態がこちら。本体を自動ゴミ収集ドックにセットすると「ピンピンピン」という音が鳴って充電と本体内のゴミ収集がスタート。充電もゴミ収集も自動でやってくれるのは本当に楽ですね!
向かって左側に各種アクセサリーを立てて置けるスタンドがあるので無くす心配もなし。あれだけあった付属品が綺麗にまとまりました。
いつも掃除機を置いていた部屋の一角の隙間に据え付けました。しっかりと安定して自立してくれます。
4.細かい部分をチェック
細かい部分をチェックしていきます。
4−1.クリーナー本体
クリーナー本体はいたってシンプル。本体の丸いボタンを押すことで電源オン、もう一度押すと電源オフという簡単操作です。
ちなみに、両サイドにあるつまみを引くとクリーナー先端に取り付けたアタッチメントやホース部分を取り外すことができます。
電源を入れるとこのように「iQ」というアイコンが点灯します。部屋のホコリやゴミの量に応じてこの「iQ」アイコンの色が変わります。
持ち手の裏面にボタンが有り、このボタンを押し続けることで「ブーストモード」に切り替わります。「ブーストモード」にすると吸引力がより強くなるので、一時的に吸引力を強くしたいときに使います。短く押すと「エコモード」に切り替わり、バッテリーの持ちを優先したモードとなります。
電源ボタンの上にあるこのボタンをスライドさせると
本体の下にあるダストカップが
このようにパカッと開きます。ただ、「EVOPOWER SYSTEM iQ+」は自動ゴミ収集ドックがあるので、あまりここからゴミを捨てることはないかなと思います。尚、このダストボックスは電源オフの状態でないと開かないようになっているそうです。
持ち手のところには着脱できるバッテリーがあります。このバッテリーは2個付属してきます。
4−2.フレックスパイプ
シャークのコードレス掃除機にはユニークな機能である「フレックスパイプ」を搭載しています。
通常状態の「フレックスパイプ」はこのように真っ直ぐになっていますが
パイプの裏側にあるボタンを押すことで
このように途中で曲げることが出来ます。
この状態にすることで、家具の下などの狭い隙間であっても、かがまずに奥まで掃除することが可能です。意外と便利ですよ。
4−3.付属アクセサリー
掃除機の先端に取り付ける付属アクセサリーについてご紹介します。
・電動フロアノズル
メインで使うノズル「電動フロアノズル」です。フローリングもカーペットもこのノズルだけで完結でき、壁際のゴミも綺麗に吸い取ることができます。
ノズルは可動域が広くて前後左右に曲がるので、スムーズに動かせて掃除がとてもし易いです。
回転するロールは髪の毛が絡みにくい作りになっているので、定期的に掃除しなくてもOK。うちの娘2人は髪の毛が長く、前の掃除機で掃除しているとノズルのロールにすぐ絡まってしまっていました。この掃除の手間が省けるのはとても良いですね。
尚、このノズルは簡単に分解することが出来ます。
ノズルの端にあるボタンを押すことで簡単にロールを引き出すことが出来ます。
ロールを簡単に取り外すことが出来ました。元に戻すことももちろん簡単に出来ます。
・布団用ノズル
マットレスやソファーなどの掃除に適したノズルになります。
・ブラシ付隙間用ノズル
狭い隙間やスペースなどを掃除するのに適した先端が細いノズルです。引き出せるブラシも付いているので、角のホコリをかき出しながら掃除ができます。
・ペットマルチノズル
ブラシの付いた長方形のノズルです。カーペット等に絡まった髪の毛等の掃除やエアコンのフィルター掃除に適しています。ブラシを外すことで服などのファブリック素材の掃除も可能です。
・ミニモーターヘッド
電動フロアノズルの小型バージョンです。ハンディクリーナー単体で使うのに適していますね。
小さいながらも強力なモーターを内蔵しています。
4−4.自動ゴミ収集ドッグ
目玉である自動ゴミ収集ドッグについて細かい部分をチェックしていきます。
この部分のフタを開けるとフォームフィルターが出てきます。
このフィルターは1ヶ月に1回を目安に水洗いします。
排気側のHEPAフィルターは側面のこの部分に収納されています。
HEPAフィルターも清掃は1ヶ月に1回が目安です。HEPAフィルターについては水洗いは出来ません。
自動ゴミ収集ドックのダストカップはこの部分にあり、上部のボタンを押しながら引き出します。このダストカップには最大30日分のホコリやゴミを溜めておけるほどの容量があります。
橙色のリリースボタンを押すと出すとカップの底が開き、中のゴミを放出することができます。
このこのダストボックスについては紙パックのような消耗部品を必要としないのでとても経済的ですね。
自動ゴミ収集ドックの背面はこんな感じ。電源コードは約120cm程の長さがあり、設置場所に合わせて背面に巻いて長さ調整ができます。
コードを通せる溝が左右にあるので右出し左出しどちらでも対応可能です。
この部分には予備バッテリーを差すところがあり、本体の充電と予備バッテリーの充電を同時に行うことができます。
5.使用レビュー
購入して3週間ほど使い続けた感想をお伝えします。
5−1.期待通りの吸引力!
使い始めて真っ先に思ったのがやっぱり「期待通りの吸引力!」。店頭で他の機種とも何度も比べながら選んだので間違いないと思ったのですが、実際に家で使ってみて期待通りの吸引力の高さに安心しました。
フローリングでも毛足の長いラグでも関係なく掃除できるのが本当に素晴らしいです。これまで使っていたコード付の掃除機と比較しても全くひけを取りません、むしろ超えるぐらい。技術力の進歩にただただ感謝感謝。
ようやくこれまで使っていたコード付掃除機はお役御免、安心して引退して頂くことができます。
5−2.頭が良い!
目に見えないゴミやホコリを検知する「iQセンサー」の搭載により、掃除機側が自動で吸引力やブラシの回転を制御してくれているのが使っていて分かります。とうとう掃除機が人間に対して「綺麗になったよ!」と教えてくれるような時代になったんですね。
この「iQセンサー」が働いて掃除しているときの電動フロアノズルが格好良く光るので、ついつい掃除したくなってしまいます(笑)。
暗いところで使うと映えますね。電動フロアノズルにも「iQ」のインジケータが搭載されており、バー表示の伸縮でモードのステータスを知らせてくれます。
5−3.自動ゴミ収集ドックが便利!
掃除が終わったら本体を自動ゴミ収集ドックにセットするだけで充電とゴミ収集が自動的に開始、なので掃除後の片付けが本当に楽になりました。
これまでコード付の掃除機を使っていた時はいちいちコードを巻き取って倒れないように立てて置いて、掃除サインが出ていたら本体を開けて吸ったゴミを取り出して。。。
このような手間が綺麗サッパリ無くなりました。
ちなみに、自動ゴミ収集ドックには「自動ゴミ収集停止ボタン」が有り、それを押してから本体をドックにセットするとゴミ収集を行わずに充電だけが行われるという機能が使えます。
夜の騒音を出来るだけ少なくする為の配慮がなされているのも嬉しいところ。
充電とゴミ収集が同時にできる「EVOPOWER SYSTEM iQ+」、一度使い始めたらもう戻れません。
6.EVOPOWER SYSTEM iQ+をおすすめする理由
数あるコードレス掃除機の中で、EVOPOWER SYSTEM iQ+をおすすめする理由についてお伝えします。
6−1.紙パック要らずの自動ゴミ収集ドックが付属
パナソニックにも充電スタンド兼自動ゴミ収集ドックが付属するモデルが存在しますが、ドックの集じん方式が紙パック方式になります。
その点、シャークのEVOPOWER SYSTEM iQ+の自動ゴミ収集ドックは紙パックを必要としないので、こちらの方がランニングコストを抑えることが出来ます。
この他社にはない優位性がこの機種を選んだ最大の理由の1つです。
6−2.着脱式バッテリーを2個同時充電できる
シャークのコードレス掃除機は電動工具のような着脱式バッテリーを採用しているので、万が一掃除中にバッテリーが無くなったとしても予備バッテリーと取替えてすぐ使うことができます。
EVOPOWER SYSTEM iQ+はこのバッテリーが2個付属し、本体に取り付けたバッテリーと予備バッテリーを同時に充電できます。なので、いざ使おうという時に充電されていないという事態が起こりえません。
内蔵バッテリータイプのコードレス掃除機はバッテリーが無くなってしまうと再度充電しないと使えないのがデメリット。ところが、バッテリー着脱式はバッテリーを入れ替えればすぐ使えますし、バッテリーが劣化しても新しいバッテリーを購入すれば購入時の駆動時間と吸引力を復活させることができるので、長期間安心して使えます。
6−3.フレックスパイプが便利
シャークのコードレス掃除機の特徴であるフレックスパイプ搭載により、かがまなくてもソファーや机の下を掃除することができます。僕と奥さんのような腰痛持ちにはとても有り難い機能ですね。パイプの途中が折れ曲がるようなユニーク機能は現在ではシャークだけです。
フレックスパイプを折り曲げて掃除する時は奥の方が見えませんが、「iQセンサー」がゴミの多い少ないを教えてくれるので、それを目安に掃除を行えば綺麗になりますよ。
7.EVOPOWER SYSTEM iQ+の気になった点
EVOPOWER SYSTEM iQ+について気になった点もお伝えしておきます。
7−1.本体重量と運転時間は可も無く不可も無く
他社製フラッグシップのコードレス掃除機と比較して、本体重量が特別軽いわけでもありませんし、極端に短いわけでもありません。
以下は他社製フラッグシップコードレス掃除機との比較です。
メーカー・機種 | 本体重量 | 最長運転時間 |
シャーク EVOPOWER SYSTEM iQ+ | 2.0kg | 50分(バッテリー2個使用) |
ダイソン Dyson V12 Detect Slim | 2.2kg | 60分 |
パナソニック MC-NS10K | 1.5kg | 15分 |
日立 PV-BH900K | 1.7kg | 60分 |
三菱電機 HC-JD2B | 1.9kg | 40分 |
アイリスオーヤマ SCD-160P-T | 1.6kg | 40分(バッテリー2個使用) |
シャープ EC-SR8 | 1.7kg | 90分 |
運転時間が最も長い機種はシャープの「RACTIVE Air EC-SR8」で90分、本体重量が最も軽い機種はパナソニック「MC-NS10K」の1.5kgでした。
ちなみに、軽さだけでいうと日立に「ラクかるスティック PV-BL1J」という重量1.1kgの機種がラインナップされています。
シャークのEVOPOWER SYSTEM iQ+はこの中で突出しているわけではありませんので、「とにかく軽い機種が良い」とか「一番運転時間が長い機種が良い」といったニーズに応えることは出来ません。
とは言え、逆にバランスが取れている機種とも言えますので、本体重量や運転時間で後悔することはないでしょう。
7−2.自動ゴミ収集ドックが大きい
とても便利な自動ゴミ収集ドックですが、付属アクセサリーのスタンドを含めるとそこそこ場所を取ります。(幅約500mm×奥行約290mm)
また、ドックのダストカップを引き抜くのに最低でも幅600mm以上が必要です。なので、家具と壁の間などの隙間に丁度収まったとしても、ダストカップが引き出せないという事態になりかねません。EVOPOWER SYSTEM iQ+を購入される際は、ドックを何処に設置するかを先に決めて頂くことを推奨します。
8.まとめ
以上、シャークのEVOPOWER SYSTEM iQ+の概要と魅力、使用レビューについてお伝えしました。
最近の掃除機はすっかりコードレスが主流になりましたね。これまでは掃除機に付いているコードの取り回しにかなりのストレスを感じ、部屋の掃除が中々はかどりませんでした。
今ではその負担感も減り気軽に楽しく掃除機を使えるようになったので、僕も奥さんも「買って良かったな〜」と大満足しています。
コードレス掃除機を何にするか迷われている方はシャークの「EVOPOWER SYSTEM iQ+」を是非検討して下さい。超絶おすすめです!
ありがとうございました。