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【iPhone専用の最強バッテリー!】Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのレビュー

2022年10月9日

Anker 622 Magnetic Battery MagGo

なべちゃん【nabechag】

関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

こんにちは、なべです。

皆さんはモバイルバッテリーは何を使っていますか?

最近モバイルバッテリーの種類がかなり増えてきましたね。容量が大きなもの・形が可愛いもの・+αの機能が付加されているもの・・・etc。

iPhone12から搭載されているMagSafeに対応したモバイルバッテリーも数多く販売されていますが、一体どれがベストバイなのかよく分かりませんよね。

その中でも僕がこれはいい!と太鼓判を押せるのが、モバイルバッテリー等で有名なAnkerから発売されている【Anker 622 Magnetic Battery Mag Go】。

ほぼ毎日使っていますが、本当に便利なバッテリーで今の生活には無くてはならない存在になっています。

この製品の魅力は何なのか?、感じたメリットやデメリットを交えてお伝えしたいと思います。

この記事で分かること

・Anker 622 Magnetic Battery Mag Goの詳細について

・Anker 622 Magnetic Battery Mag Goをおすすめできる方

1.Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのご紹介

Anker 622 Magnetic Battery Mag Goの詳細についてお伝えいたします。

1-1.スペック

・大きさ:105 x 67 x 13mm 140g

・USB-C出力:DC5V 2.4A 最大12W

・ワイヤレス出力:最大7.5W

・容量:5,000mmAh

気になるスペックはこれぐらいでしょうか。このバッテリーUSB-C端子1つを搭載しています。

1-2.外観について

Anker 622 Magnetic Battery Mag Goの外観はこんな感じ

Anker 622 Magnetic Battery MagGo 表
Anker 622 Magnetic Battery Mag Go 裏

表面はラバー素材ですが全体的にマットな質感で手触りはサラサラしています。

大きさは幅67mm×高さ105mm×厚み13mm(公式)で、クレジットカードより一回りぐらい大きいです。

厚みはタバコ2本分ぐらい。小さなカバンでも持ち運びはし易い大きさです。

Anker 622 Magnetic Battery Mag Go 充電部

この部分がiPhoneにくっついて充電する部分です。

1-3.端子・ボタン・表示について

Anker 622 Magnetic Battery Mag Go 端子・ボタン・表示

Anker 622 Magnetic Battery Mag Goの端子とボタン、表示部は本体の下部に集約されています。

左は電源ボタンで本体の充電開始やバッテリー残量確認時に押します。真ん中がUSB-C端子で右が表示用インジケータ。LEDランプは5個ありますが、一番右のLEDは充電状況を点滅・点灯等で示し、左4個のLEDはバッテリー残量を25%刻みで示します。(4個:75〜100%、3個:50〜75%、2個:25〜50%、1個:0〜25%)

1-4.スタンド機能

このバッテリーはスタンド機能を備えていて

Anker 622 Magnetic Battery Mag Go スタンド部

このようにiPadのSmart Cover(風呂のフタ)のようなフラップが取り出せます。これを折りたたむと

Anker 622 Magnetic Battery Mag Go フラップ折りたたみ

このようにスタンドとして使えるようになります。折りたたみ方がこれしかないので角度調整は出来ませんが、傾斜角は60°とiPhoneをくっつけた状態で画面を見やすい角度になっています。

1-5.MagSafe充電

Anker 622 Magnetic Battery MagGo magsafe充電中

このバッテリーの最大の特徴であるMagSafeで充電を行っている状態です。やっぱりケーブルを接続する必要がないので楽です。バッテリーをiPhoneにくっつけるだけで充電が始まるのも良いですね。

Anker 622 Magnetic Battery MagGo 充電中

iPhone 〇〇miniだとバッテリーがiPhoneから飛び出てしまうようですが、それ以外であればバッテリーが飛び出すことはありません。僕の持っているiPhone13proだと下面は丁度揃っています。

スタンド機能を使うと

Anker 622 Magnetic Battery MagGo 充電中でスタンド機能

このようにYouTube等を視聴しながら充電が出来ます。このように床や机の下面から浮いた状態になるので、高さが出てとても画面が見やすいです。

1-6.有線のMagSafe充電器として使う

このバッテリーはUSB充電器に「USB-C to UCB-Cケーブル」もしくは「USB-C to USB-Aケーブル」を接続して充電するのですが、その状態でiPhoneをくっつけると有線のMagSafe充電器として使うことができます。

Anker 622 Magnetic Battery MagGo 有線のMagSafe充電器として

このように接続してUSB充電器をコンセントに繋ぐだけでOKです。いわゆるパススルー充電というやつですね。この状態で充電するとまずiPhoneが充電されて、iPhoneが100%になったらバッテリー側が充電されます。なので、この状態で一晩置いておくとiPhoneとバッテリーどちらも満充電になるわけです。これは非常に便利な機能だと思います。

1-7.有線接続のバッテリーとして使う

このバッテリーのUSB-C端子にケーブルを接続して直接iPhone等の機器に繋ぐと、普通のモバイルバッテリーとしても使えます。

Anker 622 Magnetic Battery MagGo 有線充電

このように接続するとiPhone以外の機器もケーブルさえあれば充電することが出来ます。iPhoneでもMagSafeで充電するよりもこうする方が早く充電することが可能です。

1-8.普通のQiワイヤレス充電器として使う

Anker 622 Magnetic Battery MagGoはMagSafe対応のバッテリーですが、原理は同じなので普通のQiワイヤレス充電対応の機器であれば充電は可能です。

Anker 622 Magnetic Battery MagGo Qi充電器

ちなみにAppleWatchは充電することが出来ませんでした。充電原理は同じはずなので充電できると思ったのですが、どうもAppleWatch側で専用充電器以外で充電できないようソフトウェア的に制限しているそうです。

 

2.Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのメリット

Anker 622 Magnetic Battery Mag Goを使っていて感じたメリットは次の通りです。

2-1.コンパクトサイズ

大きさがコンパクトで軽いのでカバンに入れても邪魔になりません。ポケットに入れて持ち歩くことも可能です。また、iPhoneにくっつけるだけで充電が出来るのでケーブルを持ち歩く必要も無く、普段の荷物が少なくて済みます。荷物が少なくなるとお出かけの時の負担が減るのでこれは嬉しいですね。お出かけの際の荷物を出来る限り減らしたい方におすすめです。

10,000mmAh仕様のものもあるみたいですが、大きさや重さを考えると5,000mmAhである本バッテリーの方が普段使いし易そうです。

2-2.充電しながら動画を視聴できる。

スタンド機能を使って充電しながら動画を視聴できるのもこのバッテリーの良いポイント。他のMagSafe対応のモバイルバッテリーにもスタンド機能がついているものがありますが、脚が細いので不安定な印象があります。その点Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのスタンドは幅が広いのでとても安定しています。

2-3.様々な形態の充電器として使える。

このバッテリーに特化した話ではありませんが、MagSafe充電対応のモバイルバッテリーは通常のMagSafe充電に加えて有線接続での充電が可能です。なので、iPhone以外の機器を充電したい場合でもケーブルさえあれば充電できます。

加えて、パススルー充電機能により有線でのMagSafe充電器としてiPhoneを充電しつつバッテリー本体の充電も同時に出来るので、出張でビジネスホテルに宿泊する時などUSB-C to USB-Cケーブル1本とUSB充電器さえあれば事足ります。iPhone以外のQi対応機器も充電出来ますしね。

2-4.充電しながらでも持ち歩き易い

ケーブルを使わずにiPhoneにくっつけるだけで充電できるので、そのままポケットやカバンに入れてもケーブルが邪魔にならないところも良いポイントです。

ケーブルを接続した状態で持ち歩くと、コネクタ部分に負担が掛かって故障の原因になります。iPhoneもバッテリーも高価な代物ですので、なるべく故障のリスクは減らしたいですよね。

2-5.充電器の痕が付きにくい

Apple純正レザーケースの注意書きに「MagSafeアクセサリを使うとわずかに痕が残る・・・」と記載がある通り、MagSafeアクセサリにはレザーケースに痕を付けてしまうものが有ります。特に縁が金属で出来ているようなものはそれが顕著です。

その点このバッテリはiPhoneがくっつく面が平べったいので、相手がレザーケースであっても痕が付きにくいです。丸い痕が気になる方でも安心できるかと思います。

2-6.安心のANKER製

本バッテリーはモバイルバッテリー等で有名なANKER製。数あるバッテリーの中でも比較的価格が高い部類ですが、長く使うのであればやはり信頼のおけるメーカーが良いですよね。

ANKERはそんなメーカーの1つ、バッテリーの品質にもこだわりたい方にとってこの点でもおすすめ出来ます。

 

3.Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのデメリット

様々なメリットがあるバッテリーですが、使っていて感じたデメリットをご紹介します。

3-1.有線接続に比べて充電速度が遅い

このバッテリーに限ったことではありませんが、やはり有線接続で充電する場合と比べて充電速度は遅くなります。速く充電したい場面ではやはりケーブルが必要になります。

3-2.有線接続に比べて効率が悪い

これもこのバッテリーに特化した話ではありませんが、MagSafe充電は有線での充電と比べて効率が悪いです。有線で充電する場合とMagSafe充電する場合とではiPhoneを充電できる量が異なります。容量は5,000mmAhですが、MagSafe充電ではiPhone13proを0から100%まで充電することは出来ません。大体80%から90%の間ぐらいです。MagSafe充電時はかなり熱が発生するので、ロス分が熱に変わっているのだと思います。

この辺の利便性は有線接続のモバイルバッテリーとトレードオフになります。iPhoneをMagSafe充電で確実に満充電させたい方は10,000mmAhクラスのものも有りますので検討してみて下さい。

3-3.熱による安全装置が働きやすい

iPhoneにくっつけてポケットに入れておいたりすると、発熱に対する安全機能が働いて充電が止まっている時があります。机の上に置いて充電している場合でもかなりバッテリーが熱くなっている時があるのですが、気づいたら全く充電されていなかったみたいなこともありました。

有線接続やMagSafe充電器での充電でこのようなことは起きたことが無かったので、若干使っていて気になりました。

3-4.パススルー充電しながらスタンド機能を使えない

Anker 622 Magnetic Battery Mag GoのUSB-Cポートは下面にあるのですが、スタンド機能を使ってバッテリー本体を立てると端子が塞がります。なのでケーブルを接続することが出来ません。端子がサイドもしくは上面にあれば良かったのですが。

※現在ではこの欠点を解消した改良版(ポートがサイドに移動)がリリースされています。ご購入の際はそちらをチェックして下さい。

3-5.MagSafe対応のケースが必須

MagSafe充電機器全般に言えることですが、iPhoneのMagSafe機能を存分に使いこなすには裸もしくはMagSafe対応のケースが必須です。なので当たり前ですが、分厚いケースを付けてしまうとこのバッテリーはくっつきません。今でこそMagSafe対応のケースがサードパーティ製でも増えてきましたが、ケースのデザインや機能性を重視する方にとってMagSafeで縛ると選択肢が限られてしまいます。充電のたびにケースを外すなんて面倒ですしね。僕はMagSafeの利便性を重視して純正レザーケースを使っています。

 

4.どんな方におすすめか?

様々な特徴があるAnker 622 Magnetic Battery Mag Goですが、iPhoneを使っている方であれば総じておすすめできます。

その中でも下記に当てはまる方は特におすすめです。

  • MagSafeを日々活用されている方。
  • 旅先の荷物を極力減らしたい方
  • MagSafe充電対応のバッテリーで悩んでいる方

ご参考にして頂ければ幸いです。

 

5.MagSafe充電対応のバッテリーを選ぶ時の注意点

Anker 622 Magnetic Battery Mag Goのご紹介と使ってきてのメリット・デメリットをお伝えしてきました。MagSafe対応のモバイルバッテリーは、特性を理解すればとても便利なアイテムです。普段からMagSafeの機能を活用している方は是非モバイルバッテリーの方も検討して下さい。

最後にMagSafe対応のモバイルバッテリーを選ぶうえでの注意点をお伝えしておきます。

MagSafe対応モバイルバッテリーの中にはiPhoneにくっつけたときに写真のような状態になるものがあります。

MagSafe対応バッテリーの注意点

ケースのカメラレンズ周辺部分とバッテリーの角が干渉しています。※写真は再現です。Anker 622 Magnetic Battery Mag Goはこのようなことは有りません。

なので、バッテリーを選ぶ時は実際にご自分のiPhoneにくっつけてみて上記のようなことがないか確認して下さい。もしバッテリーのサンプルが店頭に無くて確認しようがない場合は、下の写真のように

Anker 622 Magnetic Battery Mag Go 充電部

MagSafe充電の円の部分が上面に寄っているものを選ぶか、belkinやANKERのような有名どころのバッテリーを選ぶようにして下さい。(belkinやANKER製のバッテリーは円の部分が上面に寄っていて干渉しませんでした。)

今日とあるお店でMagSafe充電対応のバッテリーを物色していた時にいくつか見受けられました。ちょっと気になったのでお伝えしておきます。

ありがとうございました。

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関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

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