最近話題のAirTagを買ってみました。特に何に使うわけでもなくノリで・・・。
まだ使い始めて日は浅いですが、感想を書いてみたいと思います。
1.AirTagとは
AirTagとは先日Appleから発売されたいわゆる無くし物防止タグです。
すでに他のメーカーからも発売されていますが、鍵や財布などに付けておいて、「見つからないー!!」という時にスマートフォンのアプリで操作すると「ピッピッピッピッ・・・」と音が鳴って、有る場所がわかるという代物です。
ただ、Appleから発売されたAirTagは一味違います。
2.AirTagを購入する
AirTagはAppleの公式サイトから購入できます。
価格は1個¥3,800円、現在(2021年5月7日時点)でも5〜7営業日で出荷とのことですので、比較的短期間で手に入れることが可能です。
ちなみに4個入りだと¥12,800円、まともに4個買うと¥3,800円×4個=¥15,200円なので、¥2,400円お得になります。最初はお試しで1個だけ買うのが良いかと思います。僕もそうしました。
3.AirTagのアクセサリーを購入する
AirTagだけ買って何かに入れておくのもアリですが、やはりキーホルダーに取り付けられるようにした方が使い勝手が良いと思い、一緒に純正のアクセサリーを購入。
僕が買った時は「AirTagループ:エレクトリックオレンジ」というアクセサリーしかすぐに手に入らない状態だったため、取りあえずこれを購入。価格はAirTagと同じ¥3,800円。
4.AirTagをまずは接続
注文して約一週間後、AirTagが到着したので早速iPhoneに接続。
AirTagを使うにはiPhoneのOSを14.5にアップデートする必要がありますので注意。
接続するのは至って簡単でした。AirPodsなどのように、iPhoneのBluetoothをONにしておいてAirTagを近づけるだけ。「接続」の表示が出るのでそれをタップして終了。
Appleのプロダクトはとても優秀ですね。
ちなみに一緒に買ったAirTagループはこの時点ではまだ届かず。
5.実際にAirTagを使ってみる
AirTagを使うときはiPhoneの「探す」アプリを使用
「探す」アプリの「持ち物を探す」で接続の時に付けた名前の項目を選択すると
の画面になるので「探す」をタップ。ちなみにこの画面ではマップ上でAirTagが大体どのあたりにあるかマップ上でも表示されています。
「探す」をタップすると近くにAirTagがある場合は
という画面になってAirTagが近くにあることだけ教えてくれます。下の距離表示を頼りに動き回るという感じです。
ある程度まで近づくと、表示が
に変わります。この表示になり、iPhoneがAirTagの有る場所を確信しだすと矢印が出て、AirTagの有る場所の方向を指し示してくれます。
ここまでくると右下のスピーカーボタンをタップすることでAirTagから音が鳴るので、音を頼りに無くし物を見つけることができます。
暗いところでも探しやすいよう照明ボタンも画面に表示されているところは気が利いていますね〜。
他社の無くし物防止Tagを使ったこともありますが、それはタグから音を鳴らすだけの機能しか有りませんでした。AppleのAirTagはiPhoneと連携してある場所までいざなってくれるので凄いと思いました。
6.AirTagループに取り付けてみる
AirTagループが時間差で届いたので早速取り付けてみました。
こんな感じ。流石純正とても納まりがいいです。
取り付けもボタンを外してAirTagを入れるだけ、とても簡単です。ボタンもその辺にある普通のボタンと違って綺麗な形状をしています、流石Apple細かいところまでこだわってますね〜。
ただしこのAirTagループ、カバン等に取り付けるのはいいですが、キーホルダーのような小さいものに取り付けるのは不向きと感じました。ループの幅がそこそこあるので、ちょっと不格好・・・。
キーホルダーに付けるのはやはりキーリングタイプのものがベストです。
今では楽天やAmazonで純正以外のアクセサリーがたくさん売り出されているので、そこからチョイスするのが良さそうです。僕もキーリングタイプの物を楽天で注文しました。
7.その他の機能について
AirTagの凄い機能として、「何億人ものAppleユーザーが一緒に探してくれます」というものがあります。
これは、Bluetoothの電波が届かないような離れた場所にAirTagがあったとしても、その近くを通った赤の他人のiPhoneがそのBluetooth電波をキャッチして、周り巡ってAirTagの持ち主にその場所を教えてくれるという機能です。もちろん、この一連のやりとりはセキュリティがしっかりとしているので、そこから個人情報が漏れることはないそうです。iPhoneユーザーって日本にメチャクチャたくさんいるので、遠い場所で無くし物をしたとしても必ず見つかるような気がしますね、しかも安心。
8.僕が思うAirTagの弱点
AirTagの使い道として、無くし物を探す用途の他に、大型ショッピングモールのような広い駐車場に停めた車を簡単に探せるのでは?と考えたのです。
「車何処に停めたっけ?」みたいな感じで、自分の車を探し回った経験はないでしょうか?
AirTagを車に置いておいて、「探す」機能で車の場所が探せるか実際に試してみました。
結論は「出来ない」でした。
Bluetoothの通信距離は直線距離で約10mとのことで、停めた階さえ覚えてれば探せるかな?と思ったのです。ただ、車って鉄の塊であり電波を遮断してしまうせいか、車が目の前にある状態まで近づかないと電波をキャッチすることさえできませんでした。
AirTagはあくまで家の中のような比較的狭い範囲の中でしか、その真価を発揮できなさそうです。
とはいえ、世界中のAppleネットワークによって遠く離れた場所にある物を探せるという機能は、Bluetoothの特性を理解したうえで考え出されたAirTag唯一無二の機能だと思います。
さすがApple、世に無いものを生み出し続けてきたメーカーだからこそ成せることですね。
9.まとめ
これまで書いてきたことをまとめると
- iPhoneを使用して近くであれば正確に場所を特定できる
- アクセサリーは用途に合わせて買う必要あり
- 広い屋外では用途が限定される
以上になります。AirTagはまだ売り出されたばかりで、この先どんどん進化していくと思います。そのうちiPhoneやApple Watchのような生活必需品になるかもしれませんね。