こんにちは、なべです。
このブログでもご紹介した超おすすめのモバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery Mag Go」のアップグレード版を手に入れました。
従来のAnker 622では「スタンド機能を使いながらパススルー充電出来ない」というデメリットがあったのですが、今回のアップグレード版ではそこを解消したモデルとなっています。
他にも微妙に変わっている部分もありますので、一体何が変わったのかをレビューしていきたいと思います。
1.変わったところ
UCB-Cポートが下面から側面に移動した!
従来型の622はUSB-Cポートがバッテリーの下面にあったのですが、アップグレード版はUSB-Cポートが側面に移動しました。
アップグレード版と従来版を上下に並べてみました。
従来版の下面にはバッテリーの残量表示、USB-Cポート、残量確認ボタンが配置されていますが、アップグレード版の下面には残量確認ボタンだけとなっています。
次に左側面です。
従来版には左側面には何も有りませんが、アップグレード版にはUSB-Cポートがこの左側面に移動しました。この変更によりバッテリーのスタンド機能を使いながらパススルー充電が出来るようになったわけです。
従来型でスタンド機能を使いながらパススルー充電を行う場合はケーブルに一工夫が必要でした。
こんな感じで180度回転するUSB-Cケーブルを使っていたのですが、若干不安定なのと使うケーブルが限定されていたんですよね。
アップグレード版ではUCB-Cポートが側面に移動したので、特殊なケーブルを使わなくてもよくなりました。
やっぱりこっちの方がスマートですね。
ちなみに、アップグレード版の残量表示は右側面に移動しました。
従来版は残量表示が下面だったのでスタンド機能を使うと見えなくなってしまっていましたが、アップグレード版では右側面に残量表示が移動したので、スタンド機能を使いながらでも残量表示を見ることができます。この辺も嬉しい配慮ですよね。
充電停止の機能が追加された!
従来版には無かった機能として、iPhoneをバッテリーにくっつけた状態で充電を停止させることが出来るようになりました。
現在622はiPhoneをMagSafeで充電中ですが
残量確認ボタンを2秒間長押しすると
充電を止めることができます。残量確認ボタンをもう一度押すと充電が再開されます。
この機能を使うことで、充電はしたくないけどバッテリーのスタンド機能だけ使いたいといった場合に役に立ちます。不要な充電を行わないことでiPhoneや622のバッテリー消費や劣化を抑えることが出来そうですね。
本体の質感が変わった!
アップグレード版になって本体の質感が良くも悪くも変わりました。
従来版は全体的にラバー感が強い印象で、手で持ったときに滑って落としてしまうという危険性が少ないように感じますが、アップグレード版は全体的にツルツルとした質感に変わりました。
特に側面の質感がかなり変わっていて、手に持った時の感触が従来版とアップグレード版ではかなり違いますね。
手に持った時の感触については好みの問題なので一概に良い悪いとは言えませんが、グリップ感という意味では従来型の方が僕は好きです。
こうして見ると色の深みもかなり違うことが分かりますね。
2.変わってないところ
バッテリーのスペック
従来型とアップグレード版ではスペックに変更は有りません。今回のアップグレードはあくまで使い勝手の改善に重きが置かれています。
スタンド機能
スタンド機能の方式や使い勝手も従来と変更有りません。アップグレード版の方がスタンドの磁力が若干強くなった気がしますが、気のせいですね。
UCB-Cポートからの給電
従来版と同じく、USB-Cポートにケーブルを接続して他の機器を充電することが出来ます。ただし、iPhoneをMagSafe充電している最中に別の機器を接続すると、iPhone側の充電が停止します。なので、iPhoneと別の機器を同時に充電することは出来ません。この点についても従来版と同じ仕様になります。
3.気になったところ
アップグレードされたことでUSB-Cポートが側面に移動したわけですが、iPhoneをパススルー充電しながら手に持った時に、ケーブルが若干邪魔になるように感じました。
僕はiPhoneを左手で操作する派なのでそこまで邪魔には感じませんが、右手で操作する派の方にとってはかなり持ちにくくになると思います。
従来版は下面からだったので、あまりケーブルが邪魔には感じなかったのですが。ここはスタンド機能の利便性を向上させた分トレードオフですね。
右手で操作する派の方はL字の形をしたUSB-Cケーブルか、180度回転するUSB-Cケーブルをおすすめします。
こうすることで右手で操作する派の方でもかなり持ちやすくなりますよ。
4.まとめ
以上、Anker 622 Magnetic Battery Mag Goの従来版とアップグレード版との違いについてお伝えしました。
従来版と比較してアップグレード版は下記の点で使い勝手が良くなりました。
- パススルー充電しながらスタンド機能を使えるようになった。
- MagSafe充電のON/OFFが切り替えられるようになった。
Ankerは新しい製品が次々と発売されていっていますが、ユーザーの耳に声を傾けて従来の製品をより使い勝手よく改良してくれるという、お客様目線での姿勢が素晴らしいですよね。
これからもAnker製品に注目していって、更に便利で使いやすいものをピックアップして皆さんに情報提供出来ればと思います。
ありがとうございました。