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【実体験レビュー】大阪万博の楽しみ方と効率よく回るコツについて徹底解説!

なべちゃん【nabechag】

関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

こんにちは、大変お久しぶりです!なべです。

現在、2025年4月13日から2025年10月13日にかけて、「EXPO 2025 大阪・関西万博」が大阪の夢洲で開催されています。

実は僕もずっと気になっていて、先日ついに万博会場まで遊びにいってきました。

・・・と言っても、家族はみんな全然興味なし。なので、今回はひとり旅でした(笑)。

今回の万博は「並ばない万博」をうたっているだけあって、楽しみ方や効率良く回るためのコツを知っていれば、土日や大型連休中など混む時期でも最大限楽しむことができます。

そこで今回のブログでは、効率的に回る方法や注意点など、僕の体験をもとに「初めて行く人でも迷わない楽しみ方」を徹底解説します!

後半では、僕が実際に大阪万博を回ってきた1日の様子を実体験レビューしていますので、ご興味があればどうぞ。

まだ万博に行ったことがない方にとっても役に立つ内容になっていますので、是非最後までチェックしてみてください。

なべ
とっても楽しかったですよ!

本記事はこんな方におすすめ!

  • まだ大阪・関西万博に行ったことがない
  • 楽しみ方や効率的な周り方のコツを知りたい
  • 万博会場の雰囲気を少しでも知りたい

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大阪・関西万博ってどんなイベント?

EXPO2025 大阪・関西万博について簡単に確認しておきましょう。

万博のテーマ

今回の万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマになっています。

この「いのち」と「未来」をキーワードに、コンセプトに沿った様々な国のパビリオンやイベントが開催されていて、ただ楽しむだけではなく、ふと何か考えされられるような、そんな内容になっているのが特長です。

開催期間・開催時間

  • 期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(日)
  • 時間:9:00〜22:00 ※各パビリオンは最長21:00で閉館

開催場所

大阪府大阪市此花区にある人工島「夢洲(ゆめしま」で開催されています。

万博の特長

大阪・関西万博は以下の様な特長があります。

大屋根リングに囲まれた壮大な造り

万博会場は開放感のある夢洲という立地に加えて、世界最大の木造建築物としてギネス認定された「大屋根リング」に囲まれた壮大な造りになっています。

この大屋根リングの上は実際に歩くこともできて、広大な空と海を感じながら万博ならではの景色を楽しむことができます。

並ばない万博を目指した運営

スマホアプリを使った予約システムや、カードやタッチ決済などのキャッシュレス対応など、とにかく効率重視の仕組みになっています。

SDGsに向けた取り組み

SDGs(持続可能な開発目標)とは、簡単に言うと「この先もずっと地球で暮らしていけるように、みんなで頑張っていこうぜ!」という世界共通の目標のことで、この取り組みが万博会場内の造りや各パビリオンに取り入れられています。

最先端技術に触れられる

万博のコンセプトとして、「未来社会の実験場」というものがあります。例えば「空飛ぶクルマ」など、最先端技術を通して未来の社会を少し体験できるというわけですね。

電子チケットやキャッシュレス化が採用されているのも、単なる効率化というわけでなく、「"未来の社会"ってこんな感じ」という体験をしてもらう工夫の1つとなっています。

参考

大阪・関西万博の詳細はこちらをチェック

なべ
いろいろ考えさせられる内容になっています

 

万博に行くまでの準備・手順について

万博会場へ「行こう!」と思い立ってから、実際に現地に行くまでの手順について解説していきます。

チケットを購入する

まずは万博に行く日を決めて、公式HPの購入サイトから来場予約を行います。

チケットを購入するにはまず「万博ID」を登録する必要があるので、アカウントを作ってから購入ページに進んでいきます。

購入するチケットは電子チケットがお奨めですが、団体さんなど事情がある場合は紙のチケットを購入することも可能です。(本ブログでは電子チケット購入を前提とします)

チケットは入場するタイミングや種類によって価格が少し変わります。

種 類対 象価 格特 長
平日券大人6,000円平日に1回入場可能
中人3,500円
小人1,500円
夜間券大人3,700円17時以降、休日平日問わず1回入場可能
中人2,000円
小人1,000円
一日券大人7,500円休日平日問わず1回入場可能
中人4,200円
小人1,800円

少し割安で1日中楽しみたい場合は平日券がお奨めですし、「あと行けてないパビリオンが2〜3個なんだよな〜」という人は夜間券だと時間帯的に人が少なくなるので、パビリオンに入りやすくなります。

何回も行って楽しみたい!という人は複数回パス(年パスみたいなもの)も用意されています。

種 類対 象価 格特 長
夏パス大人12,000円7/19〜8/31までの期間、いつでも入場可能(要予約)
中人7,000円
小人3,000円
通期パス大人30,000円期間中いつでも入場可能(要予約)
中人17,000円
小人7,000円

購入するチケットが決まったら、次は来場する日を選択します。来場日を選択したあと、今度は来場希望時間と利用するゲートを一緒に選択します。

なべ
午前中は混んでいますので、ご予約はお早めに!

万博会場には入場ゲートが2箇所あり、使用する交通機関がそれぞれ違います。

東ゲート

「東ゲート」は、万博会場の東側にあるゲートです。

東ゲートは「大阪メトロ 夢洲駅」をから5分ほど歩いて行ける距離にあり、駅から東ゲートまで直接アクセスすることが可能です。

ちなみに、路線は「大阪メトロ 中央線」のみになりますので注意してください。

引用先:大阪・関西万博 公式HP(アクセス)
なべ
大阪駅や新大阪駅から行く場合は、JRで弁天町駅まで行って中央線に乗り換えるルートが一番早いです

西ゲート

「西ゲート」は万博会場の西側、つまり東ゲートと正反対の方向にあるゲートです。

西ゲートへのアクセスはシャトルバスのみとなっており、大阪駅や新大阪駅など全9箇所の駅から乗ることができます。

引用先:大阪・関西万博 公式HP(アクセス)

シャトルバスを利用する場合は、主要な駅から直接アクセスできるだけでなく、降り場(夢洲第1交通ターミナル)から西ゲートまでが近いというメリットがあります。

専用のアプリや事前予約など少し手間が掛かりますが、こちらの方が楽に万博会場まで行くことが可能です。

なべ
僕は大阪駅から万博会場までのシャトルバスを利用しました

来場日時・来場時間・来場するゲートを選択したら、購入するチケットを選んで"カート"に入れてオンライン決済という流れになります。

シャトルバスを予約する(西ゲートのみ)

西ゲートから入場する場合はシャトルバスに乗って行くのですが、このシャトルバスは「KANSAI MaaS」というアプリから電子チケットを予約する必要あります。

引用先:KANSAI MaaS アプリ トップ画面

このアプリでチケットを予約するには、アカウント登録とクレージットカード登録が必要になりますので、事前に済ませておきましょう。

登録が完了したら、このアプリの下方にある「チケット」というボタンを押すと次の画面に進みますので、「(万博)シャトルバス」というカテゴリから乗りたいシャトルバスを選んで、利用する日と時間を選択すれば購入手続きに進むことができます。

なべ
万博の入場時間に合うバスが予約できるかは、事前に確認しておいた方がベターです!

このシャトルバスは事前予約していなくても乗ることは可能みたいですが、予約が殺到している時間帯に行っても乗れない可能性が高いため、必ず事前に予約しておきましょう。

パビリオンを事前予約しておく

事前予約が必要なパビリオンですでに行きたいところが決まっている場合は、いずれか1つだけ事前に予約・抽選を申し込んでおくことができます。

※各パビリオンの入場方法についてはこちらを参照してください。

2ヶ月前抽選申し込み

予約した来場日の3ヶ月前から2ヶ月前の前日まで抽選を申し込むことができます。

7日前抽選申し込み

予約した来場日の1ヶ月前から8日前まで抽選を申し込むことができます。

なべ
各種抽選は最大第5希望まで受け付けてくれます

空き枠先着予約

予約した来場日の3日前から前日の午前9時まで予約を申し込むことができます。

当日登録

会場に当日入場してから10分後に予約を申し込むことができます。

なお、紙チケットの場合でも会場内に設置されている端末で申し込むことができますので、スマホがなくても利用が可能ですよ。

なべ
事前に予約しておく方がベターですが、当日登録だけでも十分楽しむことができますよ!

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万博に行くまでに必ずやっておきたいこと

事前予約が全て完了したら、あとは体調を整えて当日を迎えるのみです。

ここでは、万博をもっと楽しむために前もって準備しておきたいことをご紹介します。

公式アプリをインストールしておく

万博の公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」というアプリを事前にインストールしておきましょう。

このアプリは万博の様々な情報が凝縮されていたり、チケットの画面や当日登録の画面にショートカット出来たりなど、会場内でも何かと使うアプリです。

中でも一番便利な機能だと感じたのが「会場マップ」で、行きたいパビリオンやお店の場所を検索できるだけでなく、GPSを利用してGoogleマップのようにナビゲーションしながら移動することができます。

なべ
トイレの場所もこれでナビゲーションできますよ!

僕自身すごく方向音痴なので、このアプリには非常に助けられました。

モバイルバッテリーを準備しておく

会場内ではスマホをよく使うので、モバイルバッテリーがあると非常に重宝します。

僕のスマホは約2年使用しているiPhone 15 Proなのですが、会場内では1日バッテリーはもちませんでした。機種にもよると思いますが、出来れば合計10,000mAhぐらいの容量があると安心です。

ちなみに、僕は5,000mAhと10,000mAhのMagSafe対応バッテリーを1つずつ持っていたので、充電切れを起こさずに済みました。

会場では充電しながら使う場面が多いので、iPhoneの方はMagSafe対応のモバイルバッテリーだと、非常に便利だと思います。

なるべく荷物を少なくする

会場内をかなり歩き回ることになるので、手荷物はできる限り少なくしていくほうが良いです。

また、会場に入る前に空港並みの手荷物検査(カバンやポケットの中身をトレイに置いて金属探知機に通す)があるので、ハサミなどは持っていかない方が良いでしょう。

荷物は必要最小限にして、身軽な状態にしておくのがおすすめです。

なべ
靴や服装も動きやすいものを選ぶようにしましょう

「ミャクペ!」を使えるようにしておく(必須ではない)

今回の万博に合わせて電子決済アプリ「ミャクペ!」がリリースされています。

万博内は自動販売機ですら現金が使えませんので、あまり電子マネーを日常的に使わないという方は、アプリをダウンロードして使える状態にしておく方が良いかもしれません。

とは言え、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済、その他クレジットカードなどを使っても決済はできるので、「ミャクペ!」を無理に利用しなくても問題はありません。

注意点としては、お店によって使える決済方法が微妙に異なる場合があるので、いくつか決済手段を準備しておくようにしておきましょう。

なべ
インドカレーのお店ではQUICPayや楽天ペイが使えないのに、他のお店では楽天ペイが使えるなど、全てのお店で決済方法が統一されていない点には注意が必要です

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万博を効率的に楽しむためのコツ6選

ここからは、万博を限られた時間で最大限楽しむコツについて解説していきます。

事前準備は早めにしておこう!

ここまでご説明させて頂いた通り、今回の万博は万博IDの登録や事前予約など、事前に準備しておくことが沢山あります。

また、パビリオンの抽選予約が来場予定日の3ヶ月前から行えるので、どうしても行きたいパビリオンがある場合は、早めに動いておいたほうが本当に良いです。

これからどんどん暑くなってくるので、モバイルバッテリーのほかに熱中症対策グッズなど、先を見て準備を早めに済ませておきましょう。

来場日は平日もしくは夜間(17時以降)がおトク!

万博のチケットは平日券が一日券の約20%割引き、夜間券が一日券の約50%割引きなので、平日もしくは夜間を狙って遊びに行く方がおトクです。

しかも、平日や夜間は土日祝日よりは人が少なくなるはずなので、並べばパビリオンに入れるチャンスもグッと高まります。

時間とお金、どちらもおトクに楽しみたいなら平日もしくは夜間が狙い目です。

当日登録だけでも十分楽しめる!

「先の予定が分からないから事前抽選予約なんてムリ!」という方でも大丈夫です。

万博会場に入るまで何の予約をしていなかったとしても、「当日登録」だけでも十分楽しめます。

ただし、「当日登録」は言わば"予約争奪戦"なので、少しだけ根気が必要になります。

まずは、当日登録の手順を説明していきましょう。

メニューの中の"予約・抽選申込・変更・入場する"ボタンをタップします。



引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

「マイチケット」画面が表示されます。



引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

上の「マイチケット」画面は、公式アプリの右下にある"メニュー"から「個人設定・情報」欄にある"マイチケット"をタップすると、ログイン後に表示させることができます。

"まとめて予約・抽選に申し込む"をタップすると"当日登録"というメニューが表示されますので、ここをタップします。



引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

すると、「チケットの選択」画面が表示されるので、入場で使用したチケットを選択して"選択したチケットで申し込む"ボタンをタップします。



引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

「パビリオン・イベントなどを選択する」画面の検索窓からキーワードを入力し、"検索"ボタンを押すとヒットしたパビリオンやイベントが表示されます。

検索窓に何も入力せず"検索"ボタンを押せば、事前予約できる全てのパビリオン・イベントを表示させることもできます。

あとは、好きなパビリオン・イベントと時間帯を選択し、"この内容で申込する"ボタンを押せば申し込み完了です。



引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

以下の画面が表示されれば、予約完了になります。

引用先:EXPO2025 大阪・関西万博(予約・抽選ガイド)

と、ここまでが順調に進んだときのパターンなのですが、実はこの「予約さまれした」画面がなかなか表示されません。

これが、当日登録は"予約争奪戦"という所以です。

予約争奪戦に勝利するには、いくつか関門があります。

予約できるパビリオン・イベントを見つける

検索窓で検索をかけたときに、予約できるパビリオン・イベントの場合は「○:余裕有り」もしくは「△:やや混雑」になっているのですが、ほとんどが「×:満員です」となって表示されてきます。

でも、ここで「え〜、どれもムリじゃん!」と思ってあきらめないでください!

実は、この各パビリオン・イベントの混雑状況は常に更新され続けていて、たとえ全て「×:満員です」になっていたとしても、何回か画面を更新し続けていると「△:やや混雑」になっているものがたまに見付かるときがあります。

5分ぐらい画面を更新し続けていると、ちょくちょく出てくるので見逃さないようにしましょう。

「予約されました」画面を表示させる

「△:やや混雑」を見つけて急いで予約を入れても、最後の最後で「予約が取れませんでした」という画面が出ることがあります。(そのパターンの方が多い)

どうやら表示にタイムラグがあるようで、自分の画面には「△」と表示されていても、実際はもう予約が埋まってしまったというケースが多いようです。

でも、ここでもあきらめないでください!

このやり取りを何度も繰り返していれば、何回かに1回は予約が取れることがあります。あきらめないで何度もチャレンジしましょう。

なお、当日登録は争奪戦ゆえに以下の点はご承知おきください。

  • 必ずしも自分が入りたいパビリオン・イベントを予約できるわけではない。
  • 予約できる時間帯が19時〜20時台しかないケースもある。

行きたい時間帯と予約できる時間帯が合えばベターですが、1時間〜2時間後ぐらいまでの予約であれば、迷わず予約しちゃいましょう。

行く気のなかったパビリオン・イベントでも、案外楽しめるものですよ。

あとで、変更や取り消しも可能です。

なべ
僕も根気強くチャレンジして、合計で3つ予約を取ることができました!

注意ポイント

予約は1チケットにつき1つになります!

すいているパビリオンを見つけて片っ端から入ろう!

当日登録でパビリオンが予約できたら"終わり"ではありません。

今回の万博は「並ばない万博」と言われていますが、実際は予約していなくても並べば入れるパビリオンがほとんどです。

なので、予約時間まで1〜2時間ぐらいの余裕がある場合は、すいているところを見つけてどんどん並んで、出来るだけ沢山のパビリオンを見て回りましょう。

当日登録で席を確保しつつ、それまでの時間を他のバビリオンを見る時間にあてれば、時間を無駄にせず効率的に楽しむことができますよ。

もちろん、目玉の1つである大屋根リングの上を散歩したり、会場内の景色を楽しんだり、写真を撮影したり、食事を楽しんだりと、パビリオン以外にも楽しみ方は沢山あります。

混んでいるパビリオンは後回しで!

中国やアメリカなどの人気パビリオンは日中ものすごく混んでいますので、その列に並ぶとかなり時間を取られてしまいます。

もし、閉場時間(〜22:00まで)ギリギリまで滞在する予定であれば、人気パビリオンは後回しにする方がベターです。

時間が遅くなるにつれて行列も徐々に短くなっていきますので、そのぶん並ぶ時間が短くなります。

夜間券をうまく利用すれば、混雑を避けて快適に楽しむことができますよ。

公式アプリの「会場マップ」を使いこなそう!

会場内のマップは公式ホームページからPDFでダウンロードできますので、印刷して紙で持って行くことが可能です。また、現地でも有料ではありますが、紙のマップを購入することもできます。

でも、会場内を歩き回るうえで最も便利だと感じたのは、公式アプリの「会場マップ」機能でした。

会場マップの機能を使うには、公式アプリの下の欄にある「会場マップ」をタップします。

引用先:EXPO 2025 Visitors アプリ

「会場マップ」をタップすると全体のマップが表示されますので、左上のキーワード検索をタップします。

引用先:EXPO 2025 Visitors アプリ

キーワード検索画面が表示されたら、キーワードを入れて検索します。

ためしに、「米国パビリオン」と検索してみます。

引用先:EXPO 2025 Visitors アプリ

表示されたパビリオンのところの「マップを見る」をタップすると、マップ上のどこに米国パビリオンがあるかを表示してくれます。

引用先:EXPO 2025 Visitors アプリ

アプリでGPSを利用する設定にしておけば、このマップ上に自分の現在地がアイコンで表示されます。

あとはマップを見ながら目的地に向かえば、動きに合わせてマップ上を自分のアイコンが移動していくので、それを見ながら行けば迷わず目的地までたどり着けます。

引用先:EXPO 2025 Visitors アプリ

同じ要領でトイレを探したい場合でも「トイレ」のキーワードで検索ができます。

こんな感じで「会場マップ」を使えば、道に迷うこともなく安心して楽しめますよ!

なべ
方向音痴の僕でも迷わずに目的地までたどり着けました!

【体験レポート】万博を実際に回ってみた1日の流れと感想

最後に、先日万博で過ごした僕の1日をご紹介したいと思います。

かなり長くなってしまいましたので、もしご興味があればチェックしてみてください。

シャトルバスにで西ゲートへ

今回僕が万博に行く際、交通手段としてシャトルバスを利用しました。

乗ったのは大阪駅(南)のバス乗り場で、大阪マルビルの前にバスターミナルがあります。

バスターミナル方面へ向かって歩いて行くと、このような看板がありますのでとても分かりやすかったです。

バスターミナルに着くと、万博の雰囲気が出てきてテンションが上がりますね。

バスターミナルに入ると、待合室にある木製のオブジェが目を引きます。

「和」の文字のオブジェです。

近くにテレビ画面があって、このオブジェを完成させるまでのドキュメントが放映されていました。

これを作ったのは俳優の青木崇高さんで、もう一つ「平」字のオブジェが「京阪電気鉄道 中之島駅」にあるそうです。※2つ並べて「平和」ですね。

僕は8:00発のシャトルバスに乗って会場へ向かいました。途中専用道路を通って行くので、万博会場までは渋滞なくスムーズに到着することができましたよ。

西ゲートに到着

バスを降りると、沢山の国旗がお出迎えしてくれました。

ここを進んでいってグルッと回ると、西ゲートの前に到着します。

西ゲートに到着しました。

ゲートに到着してもすぐ入れるわけではなく、手荷物検査で若干待たされます。

空港並みの手荷物検査を受けたあと、チケットのQRコードを専用のリーダーに読み取らせれば入場完了です。

万博会場に入場

やっと万博会場に入場できました。

入場してしばらく歩いていくと、大屋根リングにだんだん近づいてきます。

大屋根リングの前で公式キャラクターの「ミャクミャク」さんがお出迎え。

ミャクミャクさんに別れを告げて進むと、大屋根リングの前に到着しました。

間近で見ると、やっぱり大きいですね。

大屋根リングに入る前に、「よしもとwaraii myraii館」があったので入ってみました。

よしもとwaraii myraii館へ行ってみた

かわいい見た目のパビリオンですね。

中を少しだけご紹介すると、

大きなネギやボタンを押すと文字が落ちてくる装置がありました。「なるほど。。。」という感じです。

外に出ると、漫才が出来そうなステージがあったり、

あと、外にいたスタッフの方に桜の匂いがするカードをもらいました。

さりげないですが、良いサービスですね。

大屋根リングを抜けて中へ

大屋根リングを抜けると様々なパビリオンが並んでいました。何枚か写真を撮ったので少しだけご紹介します。

朝早かったので人も少なく、外観を楽しむことができました。

外観ばかり見ていたらもったいないので、人が少なそうなパビリオンに入ってみることにしました。

トルコパビリオンに行ってみた

トルコのパビリオンがすいていたので入ってみました。

トルコの国旗を思わせる三日月と、太陽のコラボレーション。

なかなか見応えがあって良かったですよ。

タイパビリオンに行ってみた(当日登録)

当日登録を連打していたらタイパビリオンを直近の時間で予約できたので、トルコパビリオンの後に行ってみることにしました。

パビリオンの前では象さんがお出迎え。

スタッフの方のお話を聞いたあと、シアタールームへ。

臨場感のある映像で見応えがありました。

映像鑑賞が終わったら、奥に進んで展示品を鑑賞することができます。

展示品エリアを抜けると、タイ料理を食べられるエリアや、お土産物売り場がありました。

いそいそとシェフの皆さんがお料理を作っていました。

ここも、なかなか良かったですよ。

大屋根リングの上を散歩してみた

僕が行った日は昼から雨の予報だったので、雨が降る前に大屋根リングの上を散歩しながら景色を楽しむことにしました。

大屋根リングの上へは、エスカレータやエレベータなどいくつか行き方があります。

大屋根リングは1周すると約2kmあるそうなのですが、頑張って歩いてみました。

しばらく歩いていると、湖のようになっているところまで来ました。

大屋根リングを1周しただけでも、「万博に来てよかったな」と感じました。

さて、そろそろ雨が降りそうだったので、下に降りてパビリオンを見て回ることにしました。

COMMONS-C館へ行ってみた

様々な国の展示品が集まっているCOMMONS(コモンズ)館。

COMMONS館は「-A」や「-F」など色んな種類があり、予約なしでも入れるので箸休め的な感じでぶらっと入るのにおすすめの施設です。

たまたま見つけたCOMMONS-C館に入ってみました。

入ってすぐのところで、楽器の生演奏が行われていました。

奥に進んでいくと、いろいろな国の展示を少しずつ見ることができます。

いや〜、意外と見応えがありましたね。

チリパビリオンへ行ってみた

当日登録に成功したオーストラリアパビリオンの入場まで時間があったので、いろいろ見て回ることにしました、

まずはチリパビリオンへ

チリは「マクン」と呼ばれる織物の展示が中心のパビリオンでした。

カンボジアパビリオンへ行ってみた

続いて、カンボジアパビリオンへ

カンボジアパビリオンの中はジャスミン?の香りがして、まるで現地にいるかのような体験ができました。

インドネシアパビリオンへ行ってみた

続いてインドネシアパビリオンへ

インドネシアパビリオンの入り口では、スタッフの方がインドネシアコーヒーを配っていました。あっさりしていてとても美味しかったですよ。

様々な展示品に加えて映像を鑑賞できるエリアもありました。

インドネシアパビリオンもなかなか見応えがありましたね〜。

オーストラリアパビリオンへ行ってみた(当日登録)

予約したオーストラリアパビリオンの入場時間になりましたので行ってみました。

パビリオンの外観はらせん状になっていて、なかなか面白い造りをしていました。

中に入るとユーカリの森を再現したエリアがあります。

オーストラリアパビリオンでも素晴らしい映像を見ることができます。

いや〜、オーストラリアパビリオンも良かったですね〜。

さて、いろいろ回ったのでお腹がすいてきました。

朝から回って今で15時過ぎ、ここで遅めのお昼ご飯を食べることにしました。

インドカレーのお店で昼食

インドネシアパビリオンに行ったのと、道行く人がカレー弁当的なものを食べていたので、僕もカレーが食べたくなってインドカレーのお店に行ってきました。

僕が頼んだのは「ベジタブルバター マサラカレー」、¥1,080円だったので「意外と安い」と思って頼んでみました。

ライスは別料金でした。。。

それでも合計で¥1,860円なので、ディズニーランド等と比べてもまずまずの値段だと思います。

そんなに辛くなくて、まろやかでコクのある、とても美味しいカレーでした!

スペインパビリオンに行ってみた

お腹が満たされて、「まだまだ回るぞ!」と意欲がわいてきました。

続いてはスペインパビリオンです。

スペインパビリオンは階段を上った先に入り口があって、上から下へと見て回る構造になっていました。

階段を上りながら入り口に向かって並びます。

入り口に到着すると、大きなスクリーンとステージがありました。したから見えていた光の正体はこれだったんですね。

中に入って、まずは神秘的なエリアを通過します。

そして、このエリアを抜けると景色が一変します。

一気に、橙色の世界に突入です。

最後は情熱の国スペインらしい終わり方でしたね。

コロンビアパビリオンへ行ってみた

まだまだ回ります!

次はコロンビアパビリオンに向かいました。

コロンビアパビリオンは映像は足元に投影されます。

美しい映像を見終わったあとに進むと、広大なエリアが待っていました。

コロンビアって美しい国なんですね、コロンビアパビリオンもなかなか良かったです。

出口に本場のコロンビアコーヒーが飲めるカフェがあったので、思わず注文してしまいました。

雨で少し肌寒かった中で飲んだ本場コロンビアのコーヒー、コクがあってとっても美味しかったです。

クウェートパビリオンに行ってみた

会場内に滞在中、クウェートパビリオンはどう頑張っても当日登録で予約が出来なかったのですが、夕方になって行列がだいぶ少なくなっていたので、並んでみることにしました。

20分ぐらいですんなり入ることができました。

パビリオン内に入ると、まずは球体のスクリーンで映像を鑑賞

太陽のように橙色に光って、砂漠のように暑く感じる演出もありました。

暑く感じたのは、実はヒーターが仕込まれているからでした、ちょっと種明かし。

奥に進むと、まるで砂漠にいるかような空間が広がっていました。

砂漠の砂を触れるところもあります。

さらに進むと、ちょっとした遊具のスペースがあり、大人も子供も楽しむことができます。

このエリアを進むと、クウェートパビリオンの見どころでもある映像体験エリアがあります。

クウェートパビリオンの最後にある映像体験では、下の写真のようなオブジェに寝転がるように座り、天井に映し出される映像を見上げながら楽しむスタイルになっています。

クウェートパビリオンの映像体験は、迫力も臨場感も抜群でとても素晴らしかったです。

パビリオンを出る頃には、すっかり辺りは暗くなっていました。

中国パビリオンに行ってみた

中国パビリオンは日中もの凄い行列だったのですが、19時過ぎになるとかなり人が少なくなっていたので、並んでみることにしました。

約20分ぐらいで入ることができました。

中に入ると、円状のスクリーンに映し出される映像が目を引きます。

更に奥に進むと、中国らしい展示品を見ることができます。

これらのショーケースは実はタッチパネルになっていて、展示物の説明文が表示されたり、3Dモデルをくるくる回して見ることもできるようになっています。

どれも中国らしいですね。

道中の壁にはこのような彫刻が飾られています。

なかなか見事なものですね。

その先に進むと、シアターで映像を鑑賞したあとに、今度は近未来的な中国の世界が広がっていきます。

中国の街は非常に美しいですね。

最後に、今回の中国パビリオンの目玉である「月の裏側の砂」を鑑賞できるエリアを通過して終了になります。

是非、現地に行って実物を確認してください!

中国パビリオンも見どころ満載でとても良かったです!

ブラジルパビリオンに行ってみた

20時前になりました、残り時間が少なくなってきたのでラストスパートです。

当日登録で国連パビリオンの最後の時間帯(20:40〜)を予約できたので、残りの時間でブラジルパビリオンに行きました。

もう終わり間近だったので、ブラジルパビリオンには5分程で入ることができました。

中に入ると、最初はこのように白い世界が広がっていました。どことなく陽気な雰囲気が感じられます。

時間が経つと、パビリオンの窓のカーテンが閉まって世界が一気に変わります。

「誕生と死」や「再生」、「人類と自然の共生」といったテーマに基づいた、何か考えされられる内容になっています。

ブラジルパビリオンの奥にはもう一つ建物が有り、そこでは異なったテイストの展示や映像を楽しむことができました。

さて、この時点で20時10分過ぎ、国連パビリオンの前にもう一つだけ行きます!

オマーンパビリオンに行ってみた

少し人が並んでいましたが、思い切って並んでみることにしました。

オマーンパビリオンは映像体験がメインで、それ以外の展示は特にありませんでした。

神秘的な映像体験を楽しむことができました。

この時点で20時40分、国連パビリオンの予約時間は20時40分〜50分なので、急げばまだ間に合います!

国連パビリオンへ行ってみた(当日登録)

少し道に迷いかけたため、公式アプリの会場マップ機能を使って国連パビリオンへ。

パビリオン前に20時45分に到着、何とか間に合いました。

国連パビリオンの前室は、国連が現在どのような活動をしているのかが勉強できる部屋になっています。

そして、この扉の奥へ進むとシアターがあり、国連総会で熱弁をふるうティラノサウルスの映像を鑑賞することができます。

国連パビリオンの映像体験も良い内容でした!

パビリオンの出口付近には、アンケートに答えると回せる大きなガチャガチャが設置されていたので、もちろんアンケートに答えてカプセルを1つゲットしました。

これで、本日のパビリオン巡りはお開き、お疲れ様でした!

なべ
本日1日で合計15箇所回ることが出来ました!

帰路につく

会場は22:00閉館になので名残惜しいですが帰路につきます。

最後に大屋根リングの上にあがろうと思いましたが、残念ながらエスカレータはどちらも下り方向に動いていました。

ポルトガルパビリオンの上から、スタッフの方たちが手を振ってくれていました。

大勢の人たちと一緒に東ゲートの方に向かいます。

東ゲートの方向をこんな風にプロジェクションマッピングで教えてくれます。

大屋根リングがライトアップされていて、とても綺麗ですね!

不気味にライトアップされている、ミャクミャクさんに別れを告げます。

東ゲートを出て、いざ大阪メトロ 夢洲駅へ

だいたい予想はしていましたが、やはり夢洲駅周辺は帰る人でごった返していました。

僕は急いで東ゲートを出たのでここまで来れましたが、この後ろにまだ大勢の人が並んでいます。

今度来るときは、帰りのこともよく考えた方がいいですね。

ちなみに、意外とこの後すんなり駅の中に入ることができて、約15分後ぐらいには地下鉄に乗ることが出来ました。

以上で僕の大阪・関西万博の旅は終了です。

一日歩き回っていたのでかなり疲れましたが、とっても楽しかったですよ!

まだ見ることが出来ていないパビリオンがたくさんありますので、是非また来ようと思います。

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まとめ

以上、大阪・関西万博の楽しみ方や効率的に回るためのコツ、そして注意点などについてご紹介してきました。

僕が実際に体験した万博で過ごした1日を見てもらえば分かる通り、ちょっとした工夫と事前準備をしておけば、たくさんのパビリオンを効率的に回って思いっきり楽しむことができます。

是非、本記事を参考に大阪・夢洲まで足を運んで頂き、万博の魅力をたっぷり味わってみてください。

あなたにとっても、きっと忘れられない体験になるはずです!

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なべちゃん【nabechag】

関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

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