文房具 道具に関すること

【購入レビュー】メタルペンシル「メタシル」をとうとう買って使ってみました

2022年10月19日

メタシルの箱

なべちゃん【nabechag】

関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

こんにちは、なべです。

以前にこのブログでご紹介したメタルペンシル「メタシル:metacil」を購入してみました。

最初はとある文房具屋さんで見つけて、買おうか買うまいか迷った挙げ句結局買わなかったのですが、その後も忘れられなくてずっと探していました。

中々売っていなくてネットで買おうかと思っていた矢先に、とあるお店に売っていたので即買いしました。

今回はこのメタシルについて詳しくご紹介したいと思います。

1.購入したところ

メタシルを購入したのはMEGAドン・キホーテの文房具コーナーです。価格は700円ぐらいでした、流石は激安の殿堂ですね。最初見つけた時は1,000円ぐらいだったので大分安く購入することができました。

色は6色(ブラック・ホワイト・ネイビー・ベージュ・レッド・ブルー)展開ですが、ドンキには3色(ブラック・ホワイト・ネイビー)しか有りませんでした。

とりあえず無難なブラックを購入。

2.メタシルのパッケージ

メタシルのパッケージ

メタシルの開封前の箱に入った状態がこちら。

しっかりとした箱でパッケージングされており、中でメタシルが動かないようにスポンジにはまっています。

メタシルの箱
メタシルの箱

「芯まで金属の鉛筆なのに書ける消せる」のキャッチフレーズが堂々と書いてあります。開ける前から楽しみです。

メタシルの箱

箱の裏面にはメタシルの特徴が書いてありました。

筆記可能距離が約16kmと書いてありました。16kmがどれぐらい書けるのかちょっと想像つきませんが・・・。

濃さは2H相当です。ちょっと薄いですね。

3.メタシルを開封

メタシル開封

メタシルを開封したのがこちら。

入っていたのはメタシル本体とスポンジの緩衝材のみ、とてもシンプルですね。

メタシルの文字

メタシルの本体には「sun-star:サンスター」と「metacil:メタシル」の文字が刻まれています。

サンスターって太陽と星でサンスターなんですね、知らなかったです。

4.メタシルのレビュー

4-1.持ち心地

普通の鉛筆が六角形に対してメタシルは八角形ですが普通の鉛筆と同じような感覚で持てます。ただ、アルミボディとはいえ普通の鉛筆よりはやっぱり重いです。置いた時は金属の棒のような「カランッ!」という音が響き渡ります。

4-2.書き心地

A4のコピー用紙に書いてみました。

メタシルの線

普通の鉛筆のようにスラスラ書けます。うちの奥さんにも書いてみてもらったところ「硬い!」と申しておりました。確かに金属の棒で紙の上をなぞっている感覚ですね。線はやはり2H相当ということでちょっと薄めです。試しに消しゴムで消してみたところ、キャッチフレーズ通り普通の鉛筆のように消すことが出来ました。

尚、筆圧を変えると普通の鉛筆のように薄い線と濃い線を書き分けることも可能です。

メタシルの書き心地

薄いですが黒く塗りつぶせました。

4-3.ペン先

メタシルのペン先

メタシルのペン先を拡大してみるとこんな感じ。鉛筆の芯とも違う不思議な質感でテカテカ&ツルツルしています。こすっても削れるようなことはありませんでした。

ちなみにこのペン先は取り外すことが出来ます。

メタシルのペン先取り外し

Apple pencilのように本体にねじ込んで取り付けられています。

濃さがHBとか2Bぐらいのペン先に将来交換出来るようになれば、もっと使用用途が広がる気がします。

ちなみに某通販サイトで「メタシル 替芯」で検索するとヒットするのですが、公式サイトでは2022年10月現在で替芯に対する言及は有りません。

4-4.摩耗

メタシル わしゃわしゃ

紙にこれぐらいワシャワシャとメタシルで書いたあとのペン先がこちら

メタシルのペン先摩耗具合

「摩耗が著しく少ない」というふれこみとはいえ、思ったより摩耗はしますね。

先端の尖りをキープするためには、書く面をこまめに替える必要がありそうです。

5.メタシルを使ってみて感じたこと

メタシルを使ってみての率直な感想です。

5−1.使用用途が限られる

濃さのバリエーションが現状の2H相当しか発売されないのであれば、かなり使用用途が限られると思います。ノート等への筆記用途では線や字が薄くなりますし、試験等でよくあるマークシートに使うことももちろん出来ません。

公式HPを見る限りはデッサン等絵に関する用途を前提に作られているのだと思います。

5-2.持ち運びが不便

ペン先が特殊金属のメタシルですが、やっぱり指に触れると少なからず黒くなります。

メタシルが指につく

なので、持ち運ぶ為にはペン先にキャップをしたいところですが、メタシルに普通の鉛筆キャップは付けられません。どうやらメタシルの方が少し太いみたいで、娘から借りた鉛筆キャップが入りませんでした。かといってそのままペンケースに入れると他の文具を汚してしまいそうなので、持ち運ぶ場合は少し注意が必要ですね。

5-3.替芯が欲しい

「芯の摩耗が著しく少ないので、長い時間書き続けることができる」とのことですが、あくまで普通の鉛筆と比べた場合であって目に見えて摩耗はしていきます

本体がせっかくアルミボディだしペン先だけ交換できるような構造になっているので、濃さ違いの替芯を発売してほしいです。

6.まとめ

メタシルと紙

以上、メタシルのレビューをお伝えしてきました。

率直な感想がネガティブなものばかりになってしまいましたが、筆記用具としては非常に面白い商品です。

使用者の意見を取り入れてもっとブラッシュアップして、幅広い用途に使えるようにして欲しいと思います。

ありがとうございました。

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