生活に関すること 革の手入れ

【基本的なメンテナンスを伝授】お気に入りの革製品はしっかりお手入れしよう!

2021年6月2日

なべちゃん【nabechag】

関西在住40代の2人の子持ち、西日本を中心に仕事で飛び回っている。 高校は京都、大学は大阪、就職は関東、回り回って今は関西に居住中。 趣味は家電量販店巡りとホームセンター巡りと旅行、そして投資。 嫌いなものは虫。 自分の生活が少しでも良くなればと、日々情報を模索中。 ※トップページの写真は故郷の天橋立

革小物のお手入れは皆さんどうされていますか?

革製品は長く使うことで段々と色艶や深みが増し、手馴染みの良い形に変化していきます。エイジング(経年変化)と呼ばれるものですね。

エイジングが進んだ革製品はまさに自分だけのアイテム!、目に見えるような変化はある程度の時間が必要になってきますので、必然的に愛着もわいてきます。

革は毎日使うのが一番のお手入れとも言いますが、メンテナンスを定期的に行うことでより長く使い続けることができます。

今日はそんな革小物のお手入れについて、僕が日々実践していることをご紹介させて頂きます。

 

1.まずはブラッシングで表面のホコリを落とす

まず第一ステップとして、表面のホコリを軽くブラッシングして落としていきます。

使うのは馬毛ブラシ、馬毛ブラシは柔らかいのでデリケートな革にも比較的安心して使用できるかと思います。馬毛ブラシを使って表面のホコリをシャッシャッシャと均一に落としてあげてください。

 

2.革用クリーナーを使う

次は革用クリーナーを使って表面の汚れを落としていきましょう。表面についている汚れとは主に油分や汗等の塩分です。僕が使っているのはこれ

「M.モゥブレイ ステインリムーバー」

これをリムーバークロスに少量付けます。

この程度。あまり付けすぎると財布がビショビショになるので、これぐらいの量で全体をなぞるように拭いてあげて下さい。全体を拭き終わったら、表面が乾くまで少し放置します。

黒ずみ等、一部分の汚れを落としたい場合はこんな物もあります。

「コロニル ソフトガミ」

消しゴムのような形や質感で、使い方も消しゴムで字を消すようにして汚れを擦って落とします。これを使う場合は革用クリーナーで拭く前に行いましょう。表面が湿った状態で使うのは革にあまり良くないです。を入れて擦るのも厳禁です。

 

3.革用クリームを塗る

表面が乾いたら、革用クリームを塗っていきましょう。革用クリームは革に潤いと栄養を与えます。僕が使っているのは

「M.モゥブレイ デリケートクリーム」

※ 起毛製品(スエード、ヌバック)、エナメル、爬虫類革製品には使えませんので注意してください。

倒すと垂れてくるぐらいとても柔らかいクリームです。このクリームをクロスに少量付けて塗るか、もしくは指に少量取ってうす〜く塗っていきます。

クリームはあくまで少量薄く塗るようにしてください。塗りすぎてしまうと、入りすぎたクリームが表面に浮き出てくるような状態が使っている間しばらく続いてしまいます。

クリームを塗り終えたら、またしばらく15分程乾燥させて下さい。

 

4.再度ブラッシング

クリームが乾いてきたら、馬毛ブラシを使用して表面をブラッシングしていきます。

ブラッシングをすることで塗ったクリームが革の中に入り込み、革表面に光沢が出てきます。全体的にブラッシングが終わったら、乾いたクロスで全体を拭きあげて完成です。

自然な光沢が生まれました。

 

5.まとめ

革製品のお手入れについてまとめますと

  1. ブラッシングで表面のホコリを落とす。
  2. クリーナーで表面の汚れを落とす。
  3. クリームを塗って栄養と潤いを与える。
  4. ブラッシングをしてクリームを革の中に入れる。

以上の手順が最もオーソドックスな方法となります。お手入れのタイミングとしては、革の表面が乾いてきたと感じた時か、3ヶ月毎ぐらいで十分です。

使用するクリームによって仕上がりが変わってきますので、色々試してみてお好みの製品を見つけてみて下さい。

 

水は革の大敵!

水は革の大敵です。汗や突然の雨に濡れてしまい、シミや水ぶくれやシワが出来てしまったという方も多いのではないでしょうか。僕も洗ったばかりの手で革のカードケースを触ってしまい、シミが出来てしまった経験があります。胸ポケットに財布を入れっぱなしで汗をかいてしまい、濡れたところが何とも言えない質感になってしまったことも。

革にはなるべく水分を近づけないように注意しましょう。もし濡れてしまったらすぐに水気を取って自然乾燥させて下さい。シミになってしまったとしても使っていれば段々目立たなくなっていきます。残ってしまったとしてもあまり神経質にならず、「味」として革と気持ちに馴染ませていきましょう。

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