【ランニングコストで考える】電気シェーバーのおすすめ

こんにちは、なべです。

突然ですが、男性の皆さんは何で髭を剃られているでしょうか？

Ｔ字カミソリ派の方もいれば、電気シェーバー派の方、理容師さんが使うレザーカミソリで髭を剃られている方もいらっしゃるでしょうか。

僕は髭が濃いわりに肌が弱いので、電気シェーバーを好んで使っています。

今回は電気シェーバーに焦点を当てるのですが、機能の面では無くランニングコストの観点からおすすめを考えてみました。

1．電気シェーバーの御三家

電気シェーバーの有名どころはやはり下記3メーカーではないでしょうか？

・BRAUN（ブラウン）

・Panasonic（パナソニック）

・Phillips（フィリップス）

各社それぞれに特徴が有り、どのメーカーを選んでも正直大差ないと思います。僕は昔パソニックのラムダッシュを使っていて、現在はブラウンのSeries9を使っています。どちらのシェーバーも僕の濃い髭を確実に剃り落としてくれる素晴らしい製品です。

2．電気シェーバーの消耗品について

電気シェーバーを買って日常的に使用していると、いくつかの消耗品を購入して補充もしくは交換を行わなければいけません。

2−1．替え刃

どのシェーバーでも定期的に交換しなければいけないのがシェーバーの刃。長く使っていると段々切れ味が悪くなってきますので、剃り味にかなり影響してきます。それぞれのメーカーが定める推奨交換時期は下表の通りです。

BRAUNとPhillipsについては外側の刃と内側の刃が一体となっている為一式交換、Panasonicについては外側の刃と内側の刃がそれぞれ分かれているので、個別に交換が可能となっています。

2−2．洗浄液

高い上位モデルになると、シェーバーの洗浄ができる洗浄機能付充電器が付属してきます。この洗浄機能を使うためにはメーカー純正の洗浄液が必要になります。

BRAUNとPhillipsはアルコール洗浄液が充填されたカートリッジ式となっており、洗浄機能付充電器にセットして使用します。Panasonicは現在では濃縮液体タイプとなっており、洗浄機能付充電器のタンクに水と一緒に入れて薄めて使用します。

洗浄液の洗浄回数について、メーカー公称上は下表の通りです。

※Phillipsの洗浄液はクイッククリーンポッド用カートリッジタイプとアルコールクリーニングカートリッジ

タイプと2種類あります。

3．実際のランニングコストはどうか？

それぞれのメーカーの消耗品から毎日使用した場合のランニングコストを考えてみました。

尚、同じメーカーでもグレードによって替え刃の値段が違うので、フラッグシップモデル・ハイエンドモデル・ミドルレンジモデルでそれぞれ比較してみました。

尚、価格は2022年1月現在のヤマダ電機の税込小売価格としています。

3−1．フラッグシップモデル

BRAUN（ブラウン）Series 9 Pro

・1年間使用時点：¥1,350円×6個＝¥8,100円

・2年間使用時点：¥11,040円×1個＋¥1,350円×12個＝¥27,240円

・3年間使用時点：¥11,040円×2個＋¥1,350円×18個＝¥46,380円

・4年間使用時点：¥11,040円×2個＋¥1,350円×24個＝¥54,480円

・5年間使用時点：¥11,040円×3個＋¥1,350円×30個＝¥73,620円

Panasonic（パナソニック）リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃

・1年間使用時点：¥750円×4個＝¥3,000円

・2年間使用時点：¥10,800円×1個＋¥750円×8個＝¥16,800円

・3年間使用時点：¥10,800円×2個＋¥750円×12個＝¥30,600円

・4年間使用時点：¥10,800円×2個＋¥750円×16個＝¥33,600円

・5年間使用時点：¥10,800円×3個＋¥750円×20個＝¥47,400円

Phillips（フィリップス）Shaver Series S9000 プレステージ

・1年間使用時点：0円

・2年間使用時点：¥7,520円×1個＝¥7,520円

・3年間使用時点：¥7,520円×1個＝¥7,520円

・4年間使用時点：¥7,520円×2個＝¥15,040円

・5年間使用時点：¥7,520円×2個＝¥15,040円

3−2．ハイエンドモデル

BRAUN（ブラウン）Series 8

・1年間使用時点：¥1,350円×6個＝¥8,100円

・2年間使用時点：¥7,458円×1個＋¥1,350円×12個＝¥23,658円

・3年間使用時点：¥7,458円×2個＋¥1,350円×18個＝¥39,216円

・4年間使用時点：¥7,458円×2個＋¥1,350円×24個＝¥47,316円

・5年間使用時点：¥7,458円×3個＋¥1,350円×30個＝¥62,874円

Panasonic（パナソニック）リニアシェーバー ラムダッシュ 5枚刃

・1年間使用時点：¥6,090円×1個＋¥750円×4個＝¥9,090円

・2年間使用時点：¥6,090円×2個＋¥1,944円×1個＋¥750円×8個＝¥20,124円

・3年間使用時点：¥6,090円×3個＋¥1,944円×1個＋¥750円×12個＝¥29,214円

・4年間使用時点：¥6,090円×4個＋¥1,944円×2個＋¥750円×16個＝¥40,248円

・5年間使用時点：¥6,090円×5個＋¥1,944円×2個＋¥750円×20個＝¥49,338円

Phillips（フィリップス）Shaver Series 9000

＜毎日洗浄した場合＞

・1年間使用時点：¥1,320円×6個＝¥7,920円

・2年間使用時点：¥5,170円×1個＋¥1,320円×12個＝¥21,010円

・3年間使用時点：¥5,170円×1個＋¥1,320円×18個＝¥28,930円

・4年間使用時点：¥5,170円×2個＋¥1,320円×24個＝¥42,020円

・5年間使用時点：¥5,170円×2個＋¥1,320円×30個＝¥49,940円

＜週1回洗浄した場合＞

・1年間使用時点：¥1,320円×2個＝¥2,640円

・2年間使用時点：¥5,170円×1個＋¥1,320円×4個＝¥10,450円

・3年間使用時点：¥5,170円×1個＋¥1,320円×6個＝¥13,090円

・4年間使用時点：¥5,170円×2個＋¥1,320円×8個＝¥20,900円

・5年間使用時点：¥5,170円×2個＋¥1,320円×10個＝¥23,540円

3−3．ミドルレンジモデル

BRAUN（ブラウン）Series 7

・1年間使用時点：¥1,350円×6個＝¥8,100円

・2年間使用時点：¥5,360円×1個＋¥1,350円×12個＝¥21,560円

・3年間使用時点：¥5,360円×2個＋¥1,350円×18個＝¥35,020円

・4年間使用時点：¥5,360円×2個＋¥1,350円×24個＝¥43,120円

・5年間使用時点：¥5,360円×3個＋¥1,350円×30個＝¥56,580円

Panasonic（パナソニック）リニアシェーバー ラムダッシュ 3枚刃

・1年間使用時点：¥2,420円×1個＋¥750円×4個＝¥5,420円

・2年間使用時点：¥2,420円×2個＋¥1,917円×1個＋¥750円×8個＝¥12,757円

・3年間使用時点：¥2,420円×3個＋¥1,917円×1個＋¥750円×12個＝¥18,177円

・4年間使用時点：¥2,420円×4個＋¥1,917円×2個＋¥750円×16個＝¥25,514円

・5年間使用時点：¥2,420円×5個＋¥1,917円×2個＋¥750円×20個＝¥30,934円

Phillips（フィリップス）Shaver Series 7000

＜毎日洗浄した場合＞

・1年間使用時点：¥2,420円×4個＝¥9,680円

・2年間使用時点：¥3,920円×1個＋¥2,420円×8個＝¥23,280円

・3年間使用時点：¥3,920円×1個＋¥2,420円×12個＝¥32,960円

・4年間使用時点：¥3,920円×2個＋¥2,420円×16個＝¥46,560円

・5年間使用時点：¥3,920円×2個＋¥2,420円×20個＝¥56,240円

＜週一回洗浄した場合＞

・1年間使用時点：¥807円×4個＝¥3,228円

・2年間使用時点：¥3,920円×1個＋¥807円×8個＝¥10,376円

・3年間使用時点：¥3,920円×1個＋¥807円×12個＝¥13,604円

・4年間使用時点：¥3,920円×2個＋¥807円×16個＝¥20,752円

・5年間使用時点：¥3,920円×2個＋¥807円×20個＝¥23,980円

4．結局一番ランニングコストが低いのは？

4−1．フラッグシップモデルでは

一番コストが掛かるのがBRAUN（ブラウン）、次いでPanasonic（パナソニック）、Phillips（フィリップス）についてはフラッグシップモデルに洗浄機付が発売されていない為、ランニングコストの面から考えるとPhillips（フィリップス）が一番お得で有ることが分かりました。

4−2．ハイエンドモデルでは

一番コストが掛かるのがやはりBRAUN（ブラウン）、Panasonic（パナソニック）とPhillips（フィリップス）については、毎日洗浄するという前提ではほぼ同じランニングコストでした。

ただ、Phillips（フィリップス）については、週一回の洗浄で3ヶ月使用可能ということで、洗浄回数を減らせばPhillips（フィリップス）に軍配が上がりました。

4−3．ミドルレンジモデルでは

ここでも一番コストが掛かっていたのがBRAUN（ブラウン）、わずかな差では有りましたがPhillips（フィリップス）が後を追い、一番ランニングコストが安かったのがPanasonic（パナソニック）でした。

ただここでも、洗浄回数を週一回にした場合でのPhillips（フィリップス）のランニングコストの安さが際立っていました。

５．まとめ

今回電気シェーバーの有名どころ３大メーカーで、ランニングコストの観点から検証を行ってみました。

検証を行った中の全モデルにおいて、BRAUN（ブラウン）のランニングコストが一番高く、Phillips（フィリップス）とPanasonic（パナソニック）のランニングコストが大体同じぐらいであることが分かりました。

ただし、Phillips（フィリップス）の場合は洗浄回数を減らすことで最長３ヶ月間使用することが可能とメーカーで謳われています。この特性を十分に生かすことができれば、Phillips（フィリップス）がランニングコストの面では一番おすすめできるのではと思います。

電気シェーバー選びの一助になれば幸いです。

ありがとうございました。