こんにちは、なべです。
最近めっきり寒くなってきましたね。
冬になるとポリエステル生地や起毛素材の服を着る機会が増えますが、ここで頭を悩ませてしまうのが服の毛玉!
これらの服は毛玉が出来やすいので、ふと見たときに「あれっ?」と思うこともしばしば。。。
これまでは100円均一ショップで販売されている毛玉取り器を使って、奥さんがコツコツと毛玉を掃除していました。
100円均一ショップのものでもそれなりに毛玉を取ることは出来ますが、やっぱり「それなり」。
ちょっと良い毛玉取り器が欲しいという奥さんからのニーズに応えて、今回家電量販店でティファールの毛玉取り器を購入しましたので、レビューしたいと思います。
こんな方におすすめ!
・お気に入りの服の毛玉にお悩みの方
・ちょっと良い毛玉取り器をお探しの方
1.購入した毛玉取り器
購入したのは「T-fal 充電式 毛玉クリーナー」
「取っ手がとれるフライパン」や「あっと言う間に直ぐに沸くケトル」で有名なT-falの毛玉取り器です。
この毛玉取り器は充電式のコードレスタイプなので、充電さえしておけばさっと取り出して使うことができます。また、充電し忘れていたとしてもケーブルを繋ぐことで給電しながら使うことが可能です。充電式は充電していないと使えないのが難点ではありますが、これなら心配ないですね。
1−1.開封
入っていたのは毛玉取り器本体、USBケーブル、本体を掃除するためのブラシも付属していました。
充電をする為のACアダプターは付属していないので、自分で用意する必要があります。ただ、そんなにスペックを要求されるわけではないので、USB-Aポートが搭載されているACアダプターであれば大体使えると思います。
今回購入したのはブラックです。カラーバリエーションは他にネイビーとボルドーがあります。
1−2.本体仕様
本体のスペックをまとめました。
型 番 | JB70 |
電 源 | DC5V / 1A(USB充電式) |
バッテリー容量 | 600mAH(ニッケル水素電池) |
連続運転時間 | 約40分(満充電時) |
充電時間 | 最長8時間 |
サイズ | 幅65mm×高さ145mm×厚み80mm ※ハンドルを引出すと厚み100mm |
重 量 | 210g |
1−3.外観
ティファール 毛玉クリーナーの外観です。
まずは側面から
ティファールのロゴがさりげなく入っています。なかなか格好いい外観ですね。
続いて正面
直径52mmの大きな回転刃とカットした毛玉を溜めるダストボックスがあります。
最後に持ち手側
取っ手側は電源の入切ボタンと、その周りに電源ランプがあります。
ちなみに100円均一ショップで売られている毛玉取り器と比べるとこんな感じ。
こうして比較してみるとかなり本体サイズが大きいのが分かりますね。
1−4.毛玉取り器の詳細
本体の詳細を見ていきます。
・カッター部
カッター部には「金属メッシュ」の上に「風合いガード」が付いていて、毛玉を取る生地の毛足の長さに合わせて調整することで生地を痛めにくくすることが出来ます。
この状態は「低(LOW)」で、薄手のセーター等比較的毛足の短い生地に適した設定となっています。
風合いガードを回すと「高(HIGH)」となり、毛糸のセーター等の毛足が長い生地の毛玉を取るのに適した状態となります。
切り替えは側面の目盛りで調整します。
ジャージやトレーナーなど、表面がツルツルしている生地についてはこの風合いガードを外して使用します。
生地をなるべく傷めないよう細かく調整して使用できるところが良いですね。
ちなみに、カッター部の掃除をするのに「金属メッシュ」を取り外すことが出来るのですが、この金属メッシュが取り付いていないと電源が入らないようになっています。安全についても抜かりが無いですね。
・持ち手部分
ティファールの毛玉クリーナーは持ち手部分を引き出すことができます。持ち手が掴めるようになるのでとても持ちやすくなります。
通常はこの状態なのですが、
このボタンを押すことで、
持ち手を引っ張り出すことができます。
この状態で使うととても作業がしやすいです。この辺りの使い勝手についてもよく考えられた商品ですね。
・充電ポート
充電ポートについてはmicro USB になります。ここがUSB-Cポートであれば最高だったのですが、こればっかりはしょうがないですね。
・ダストボックス
取った毛玉を溜めておくダストボックス部はこんな感じ。
本体サイズが大きいので、ダストボックスもそれなりに容量があります。それでも服1着分の毛玉を取ると、このダストボックス一杯に毛くずが溜まります。
・電源スイッチ及びランプ
本体の持ち手部分に電源スイッチと電源ランプがあります。
このボタンを押すとONとOFFが切り替わります。押すことで出たり入ったりするようなボタンではありません。
このボタンの周りには電源ランプが備わっていて、使用中・充電中・電池残量小等のステータスを表示します。
こんな感じでクールに光るのも格好良くてなかな良いですね。
2.使ってみた感想
奥さんがいつも着ているトレーナーの毛玉を実際に取ってみました。
これが毛玉を取る前の状態
これをティファールの毛玉クリーナーでさっと撫でると
一瞬で綺麗になりました。100円均一ショップのものでもある程度取れますが、やはり全然違いますね。
奥さんに使ってみてもらいましたが、感動するレベルで毛玉が取れるそうです。毛玉だらけの服がまだ残っていますので、この毛玉クリーナーで全部綺麗に出来ますね。
3.毛玉クリーナーの良いところ・いまいちのところ
3−1.良いところ
ティファール 毛玉クリーナーの良いところをまとめました。
・めっちゃ綺麗に取れる
100円均一の毛玉取り器とは段違いに毛玉が取れます。大きい毛玉から小さい毛玉まで綺麗に取れるので、毛玉取りがかなりはかどります。
基本性能が高いのはやはり良いですね。
・コードレスとコード有りの両パターンに対応
充電式なので乾電池を必要とせず経済的です。また、使用時に充電が切れていたとしてもケーブルを接続すれば給電しながら使えるので、充電切れの心配をしなくていいのも魅力ですね。
・持ち手を引き出して使える
持ち手を引き出すことで掴んで持てるので作業がとてもし易いです。また、使った後は持ち手を押し込むことでコンパクトになります。
・幅広い種類の生地に使える
カッター部分の「風合いガード」を毛足の長短に応じて調整することで、生地の毛足を残しつつ毛玉を取ることが可能です。
また、衣類だけでなくカーペットやカーテン等にも使えるそうです。これ1台で非常に幅広く使うことができるのも良いですね。
3−2.いまいちなところ
次にいまいちと感じてしまった点です。
・本体が大きい
100円均一ショップのものと比べてしまうと、それに慣れてしまっているせいもあり本体が大きいと感じてしまいます。
ただ、大きな回転刃のおかげで広範囲の毛玉を一気に刈り取ることが出来ているので、この点はトレードオフかなと思います。
・ACアダプターが付属していない
付属品にACアダプターはやっぱり欲しかったですね。最近ではUSB-CポートのAC充電器の方が使用率が高いので、出来れば付属されていると非常に有り難かったです。
4.まとめ
以上、ティファールの充電式毛玉クリーナーについてお伝えしてきました。
一口に毛玉取り器と言っても、他メーカーから本格的なものから簡易的なものまで様々なものが販売されていますが、手軽さと性能を両立している本製品は非常におすすめできる1品です。
せっかくの余所行きが毛玉だらけになり、泣く泣く部屋着と化してしまったお気に入りの服も何着か蘇ったと奥さんが喜んでおりました。
普段使っている道具をちょっと良い物に変えるだけでかなり生活が改善されるものですね。
たかが毛玉取り器されど毛玉取り器、製品選びの一助になれば幸いです。
ありがとうございました。