こんにちは、なべです。
今の家に引っ越してきて約2ヶ月経ちますが、気になっている箇所の一つにトイレの照明用スイッチがあります。
トイレの中の照明と換気扇が別々のスイッチになっていて、トイレに入るたびに二つとも押して照明と換気扇を付けて、トイレから出たらまたスイッチを二つ押して両方とも消すという感じ。
当たり前と言えば当たり前なのですが、換気扇を消すのを忘れられていることが多く、スイッチの表示灯の点灯状態を見ただけでは分かりにくい(照明が付いている時は「赤」・消えている時は「緑」、換気扇が付いている時は「赤」・止まっている時は「消灯」)ので、スイッチをDIYで交換してみることにしました。
1.購入したスイッチ
近くのホームセンターで買ってきたスイッチがこれ
Panasonic WTC5383W 埋込電子トイレ換気スイッチ(照明・換気扇連動形) 約¥4,300円
このスイッチは照明と換気扇を一つのスイッチで同時に付けることができ、スイッチを切った時に照明だけ先に消えて、換気扇がタイマー後に止まるという便利なスイッチです。タイマーは0〜5分の間で好みに合わせて設定することが出来ます。早速交換してみます。
壁スイッチの交換は「電気工事士」の資格が必要です。資格の無い方・作業に自信の無い方は専門の業者さんに依頼するようにして下さい。感電事故や火災等の危険が有ります。
ちなみに、僕は第一種電気工事士の資格を持っています。
2.スイッチの取り外し
まずは、スイッチの化粧カバーとスイッチのプレートを取り外します。
次に化粧カバーの受け側をビスを緩めて取り外し、スイッチが固定されている金具のビスを緩めます。
ここで問題発生!
スイッチが固定されている金具のビスを外した瞬間に壁の中で「カラン」という音が・・・。
どうも何かの部品が壁の中で落ちてしまったようです・・・。
音的に金属っぽかったので、ヒモに磁石を付けて壁の中に垂らしたところ
このようなコの字の金具が釣れました。この金具で壁の板をサンドイッチしていたのですね。
コの字の金具が救出出来たところで、スイッチから配線を外す為にトイレの照明の元電源(ブレーカ)を切ります。
元電源が切れたかどうかの確認は、あらかじめトイレの照明を付けておき、ブレーカを切った時にトイレの照明が消えれば元電源が切れたことが確認出来るかと思います。感電はとても恐ろしいので、電気がきてないことの確認は確実かつ入念に行って下さい。
電源が切れたことが確認できたら、スイッチから配線を外します。
青丸の部分にマイナスドライバーを突っ込みながら線を引っ張ると抜くことができます。
さて、いよいよ買ってきたスイッチの取り付け開始。
3.新スイッチの取り付け
新スイッチを先ほど外した配線に接続してみます。
配線の赤が換気扇側、白が照明側でしたので配線図通りに接続します。ここで配線を間違うと正常に入切されないので注意が必要です。
このように取り付けることが出来ました。換気扇の切タイマーは黄色いボタンの下のダイヤルで調整します。
ブレーカを入れて試運転、換気扇はスイッチを切って15秒ぐらいで切れるように微調整しました。
化粧カバーとスイッチプレートを取り付けて完成。スイッチを押して照明と換気扇がどちらも付いているときは表示灯が「赤」になり、スイッチを切って換気扇だけ回っているときは表示灯は「消灯」となり、照明と換気扇どちらも切れたら「緑」が点灯します。
一つのスイッチで両方入切できるようになり、照明や換気扇が付いているか消えているか外から分かりやすくなりました。
4.まとめ
今回はトイレの照明と換気扇のスイッチを交換するということでお届けしました。
壁スイッチだけでなく、壁コンセントについても色々便利な機能のものが沢山出ていますので、機会があれば買って交換してみたいと思います。
ありがとうございました。